開ける自信のない扉

今日は業務自体とても落ち着いていて、
残業の調整で早く帰れる機会があったのでこれはありがたい!と意気揚々と帰ってきたのに、
実際家に帰ってきてみたら手持ち無沙汰で、
一人部屋でなんとなくお腹も減らないので
ビールをぐびぐび飲みながらダラダラテレビを見る。
こんなことなら時間まできちんと仕事をしてから帰ってくるんだったと後悔。

最近では本当に寝ても覚めてもオンでもオフでも仕事の事ばかり考えていて、
どうやったら効率的に動けるかどうやったらよくなるのかそんな事ばかり。
仕事には誇りを持ってる。
だけど、仕事に一生懸命打ち込んで会社のために働いても後に何も残らない事も知ってる。
だから仕事をするとき、会社の為に売り上げや顧客満足度を上げるためだとか言うけれど
本当は内心自分のためなんだって思ってる。
宿屋で働く自分の成長のためだって。

話は変わるが私は6~7年前、自分のHPを持っていた。
その頃からせっせと日記を書き溜めていて、ネット上に実はひっそりとその残骸が残っている。
実はブログなんて言葉がなかった頃から書き溜めた日記、途中お休みした期間も含めれば
もう7年は書き続けている。継続は力なり。
とはいえ日記って読み返すことなんてほとんどないので書き捨て状態である。
ふと思い立って読み返したのは2001年の日記。今から5年前だ。
もう自分で書いた事なんてすっかり忘れているのでまるで人の文章を読んでいるような気分。

とある日の私の日記だ。
 今すぐに結果が出ないことだってある。 
 今結論を出す必要のないことだってある。 
 見えない事に不安に思うのではなく、 見えない先に期待や希望を持つ方が 
 きっと生きやすいはず。 

 結局同時にいろんな事を考えて、 行き着いた結論でした。 


昔は本当にいろいろ考えてた。
自分の将来だったり、抱えてる持病の事だったり、トラウマだったり、本当にいろいろ。
それらの不安に思ったりいろいろ思う事に真正面から向き合おうとしていた。
過去形なのは、見えない先々に期待や希望を持ちながら生きるのではなく、
いつしか私はそのことを『考えないようにする』という道を選んでいたように思う。
不安に思い続けた私のとった行動は、見えない先に期待や希望を持つのではなく、
実は考えないことだった。

仕事は心から好きで、天職だと思ってる。
だけど、仕事仕事仕事・・・意図的にそう考えて自分の中で封印して考えないようにしている事が実はある。
自分の過去の日記に気づかされた。
でも今、その扉を開ける自信がない。