闘う

とりあえず這ってでも医者へ。

荻窪にいた時は皆に助けてもらったな。
そんな事を思いほろりほろりと涙。

もともと扁桃腺もちとはいえ、今までの痛みと明らかに違うのはクビまで腫れている事。

おたふく風邪なんじゃ?なんてくらい耳の下からクビまでまんべんなく腫れて痛む。

薬を飲んでも下がらない熱。
変わらない痛み。

いったいどうなってるのと腐っていた、3軒目の医者で、内科じゃ無理と匙を投げられた。

そのまま別の耳鼻科へ。
これは記念すべき数字ですよっ!!と白血球中のなんとかという数値が
ものすごい事になっていると。
(お医者さん1人で興奮気味でそれがどんなものなのかよく聞けなかった。)

自分が入院加療レベルの事になっていた事を、ここで知る事になる。

次の日の事…が正直よく覚えておらず気がついたら両親を呼んでいてどうやって来たか分からないが総合病院に来ており、

案の定その場で入院する事になり、やれパジャマだやれスリッパだとてんやわんや。

当の私。意識ほぼなし。

1人でよく闘った。私。
あてがわれた氷枕の冷たさを心地よく思いながら、眠りに落ちたのだった