初心にかえる

私は仕事が出来る奴だとは思わない。
細かなミスもするし、体調不良で休みもする。

昔と変わった部分だと思うが、
ダメキャラクターで通した方が何かと都合がいい。
後輩は仕事が出来ると思っているタイプだ。
だから、揚げ足取りよろしく、「ぬっこさん!ここが間違えてます!抜けてます!」
…あぁはいはい。すいませんねぇとのらりくらり。

本当はあれこれやり方やミスを指摘したり否定しようと思えば、後輩にだっていろいろある。
だけど今、後輩は自分が頑張らなきゃ、と思っている部分もあり
それがまた成長の素でもあるなーと。
自分がしっかりしなくちゃ、という部分は自立して仕事をするモチベーションに繋がる。
だから私は、後輩の少々過剰な自信も否定しない。
そして、育てるには私がダメキャラクターでいるのも悪くないな、と。

でも…
当たり前だけど本当にダメなんじゃ困る。

そんな風に改めて考えてみて、
初心に帰り自分の仕事のやり方や取り組み方、全部検証し直す事にした。
目指せ、デスクワークマスター。

ミス防止の為に、電話を取りながら書くメモはすべてノートに切替え。
これなら捨ててしまわないから、万が一何か漏れていた時に後から見直しがきく。
それから、ページには日付を必ず入れる事。
後から見た時に履歴として探しやすい。

それから電話でメモをとった内容の手配が済んだのか否かを明確にする事。

当たり前なんだけど、1日に何十本の電話を立て続けにとり、
手が空いてからあれこれ書類を作成したりメールを送ったりしていると、
前に手配しようと思った事がすっぽり抜け落ちてしまう事もあったりして。
一つの事を終えるまで、次の電話を取らなければこんな事はないのだが、
いかんせんそういう訳にもいかないので、苦肉の策である。
いつの間にか同時進行でいろいろな手配をする事になり、
優先順位があやふやになりやすいので、
優先順位が高い順に蛍光ペンでライン引き。
小さな花模様の「済」のハンコがちゃんと手配が完了したあかし。
ハンコがなければ何か抜けている、ということ。

そして急ぎの手配が幾つかある時や、あ!これやらなきゃ、という事で、
日付をまたいでやる事は小さなボードを用意し付箋に書いてペタペタ張る。
終わったらそれらは順番にはがしていき捨てればいい。

そんなこんなで仕事のプチ効率化。

私にとっての仕事はお金を得るためだけじゃない。
とにかくぬっこ人生を賭けた今選んだ道を、
自分にとって心地いい形で進んで行きたいだけ。
心地良くとは、偉くなる為なんかじゃない。
大きな意味で自分の納得のいく仕事の質で、この仕事が出来ること。
そのためには体調のバランスも大事。
明らかにオーバーワークで、後半の休みが気づいたら2日しかない。
バランスもへったくれもないけど、
その中で最大限やれる事をやりたい。

時間のコントロールは、次の課題。
残業は残業でも遅くまで残らず1時間早く出勤してやる。
体調管理の為でもあるし、
朝の方が電話で仕事を寸断されることもなく効率がいい。
でもなかなかこれがうまくいかない。
そんなこんなで次の業務改善策はそのあたりに着手かな。