停電と余震の中で

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生きる事ためにはまず食べる事。
カセットコンロで煮炊きして夕ご飯を作る。
冷凍のご飯を温める術がないので煮て雑炊にする事に。
鶏肉、野菜、サバ水煮缶詰めでコトコト。
キャンドルナイト闇鍋の完成。
小型の発電機でファンヒーターの電源を確保。

後ろの家の方は、買ったばかりのテレビを必死におさえ、
お隣さんは神様仏様、と手を合わせて何かに祈ったらしい。
揺れた瞬間の話を凄かったねぇ、なんて言いながら
食卓を囲む。

余震で揺れるのも数が多いせいか小さなものは慣れてしまい、
いつしか驚かなくなった。

人という生きものは、
無力だが、どこまでもしぶとくもある。