うまく出来た研修

今日から3日間社員研修。
今年1年のホテルの目標を共有してそして目標を達成するためにスタッフでグループワークで課題設定。
顧客志向ってどんな事かを考えさせるために伊丹十三監督の映画スーパーの女を見せられて
そこでの駄目スーパーから顧客志向のスーパーへ生まれ変わる姿を見て
顧客志向のシーンを書き出したりそのスーパーのスタッフがどう変わっていったのかを話し合う。
スタッフそれぞれの考える力を引き出すために
そして顧客志向でそれぞれが自分の判断で動けるようにするプログラムをうまい具合に組んでいる。
3日間営業を休んでもその分の価値がある研修にしようとするのは
本当によく出来た会社だなぁとつくづく感心。
そんな事を思う私、きっとそれをだいぶ冷めた目で見ているのだけれど。

研修の参加人数はなんと150人。
なんだか知らないけどその150人と自己紹介をする羽目になる。
いすとりゲームみたいにいすをぐるっと並べて座り、
一人1分ずつご挨拶して時間が来たら移動。それを延々2時間も続けてへろへろ。
だけど実際に1度も会った事もない自然観察のスペシャリストの人たちや
日帰り温泉やレストランの人たちと顔を合わせられる機会なんてそうそうないことなので
結構貴重な機会だと思う。
それにしても知らない人たちに口々に言われるのは
私が入社半年には到底見えないということ。
度胸が据わってるとかベテランに見えるとかそんな話ばかり。
内心の不安とか表に出さない術がいつの間にか身についたんだろうな。

今日は150人相手にアンケートの分析結果をプレゼンする予定だったけれど、
予定が変わって明日に変更。
まっ、なるようになるさ、と取り立てプレゼンの練習もすることなく結局ぶっつけ本番である。