トラブル続きの最終日

GW最終日。
道路の混み具合も一段落し、みんな帰っていく。

それにしても今日はトラブル続きだった。
そもそもこのトラブルは昨日から始まっていたのかもしれない。
まず、シフトの組み間違いで適正人数より10人も少なく、スタッフ皆にシフト変更の連絡。
そしてどうにか人員をそろえて迎えた今日。
朝出勤してみたら領収書を印字するプリンターが動かない。
それが直ったら朝からいつもの送迎、チェックアウトラッシュ。
そんな中で何やら事務所から一番聞こえたくない警報音。・・・火災報知機だ。
客室から出火、と。
カウンターで接客中の私に代わって、たまたま早出してくれていたスタッフ二人が現場急行。
火事の避難指示をどうしようかと考えていたら精算を間違える。
それでも何事もなかったかのようにそのゲストを送り出し、
精算や送迎をどうにかこうにかこなしていたら、警報誤報の連絡。

ほっと一息ついたのもつかの間。
今度はショップのレジがおかしい。仕方なく伝票を手入力して対応。
(ちなみにこれまた計算を間違えていた。どうも私算数、駄目みたい。)
ほどなくしてこれまた何事もなく復帰。
チェックアウトラッシュでは途中まで今までになくうまく回せていた。
が、最後の最後で失敗し、結局お帰りになったゲスト宛にお詫び状を送る事になった。
こんなこともあるって、と思いながらも腑に落ちない結果。悔し涙の日。

こういうときって、周りがバタバタと動き回り、そして自分もその渦中にいるというのに、
BGMは壮大なオーケストラが流れる映画のワンシーンみたい。
どこかでその忙しい流れと自分自身を切り離す瞬間がある。
それが多分自分の中で流れに飲み込まれないためのギリギリの感覚。
それが持続出来ればきっと出来る。

失敗続きの中で学んだこと。