まるで合宿

今日は調理長さんと初顔合わせ。
皆で（と言っても3人だが）迎えてご挨拶。
あれこれ施設の説明をさせてもらったり、今後の予定等について打ち合わせをしたり。
こんな小娘の話を鼻で笑わずに聞いてくれてありがとう。

夜はベッドリネンをどんな風に合わせるかのシミュレーション。
要するにシーツを敷いて布団カバーをセットすればいいだけなのだが、
位置決めも含めて具合を確かめてみる。
履歴書を見る限り、私はずっとフロント勤務のはずなのだが、
初めて働いたホテルでは布団敷き隊長で1日平均して50枚前後の布団を敷き（！）
そしてその後、エキストラベッドのセットに奔走した過去を持つ私。
今回のホテルも、エキストラベッドを作る人員なぞいない。
当然の如くフロント勤務をしながら、3人以上利用の部屋には、ベッドを作りに客室を回る事となる。
当然ご家庭のゴムが入ったボックスシーツのような訳にはいかない。
シーツをバッと広げ、位置決めをしたら角をキレイに折り紙みたいに折りたたみ、
そして掛け布団のカバーをかけて、枕カバーをセットする。
単純作業だがコツと手際の良さと体力のいる仕事だ。
ベッドの作り方についてあれこれやりながら、みんなにシーツの敷き方をレクチャー。
ここを持って、引っ張ったら、ここを折り込んで･･･
そういえば、昔々、ベッドメイクをするのにマットレスを引っ張ったら
そのまま尻餅をつくぐらいに非力だった私。
懐かしいなぁ、なんて思いながら汗だくでひとまずセット完了。

そのままぬっこ宅で、皆で作ったテーブルいっぱいのおかずに舌鼓。
ご飯はみんなで食べた方が楽しい。外食よりも楽しいし。
今日はエビのマヨネーズ和え、棒々鶏サラダ、生しらすの刺身に生湯葉刺身、
アスパラと鶏の中華炒め物、ザーサイチャーハン。
朝から一緒に仕事をし、備品の買出しに出かけ、そして同じご飯を食べ。
ここのところ寝る時間以外四六時中一緒にいる。
仕事をする上で大切な連携。
それぞれがそれぞれを知る上でこういう時間は大切だけど
よくもまあ飽きもせず一緒にいるもんだ。
仕事というよりも、なんだろう。合宿みたいだ。

もっとも仕事が始まったらシフトで動くようになるので、
ほとんど顔を合わせない人も出るのだが。

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