まるごと転送

今やただの電話としてだけでなく便利なツールになりつつある、携帯電話。

多分今の生活でなくしたら生きていけない(大げさ)かもしれない。
友人知人との連絡手段だけでなく、Suicaも、Edyもみんな携帯。
コンビニには最近お財布持って行かないし。
業者さんから近隣の飲食店、タクシー会社まで電話帳代わりだし
カーナビ代わりとしても使っている。
このブログの返信やコメントチェックも携帯から、
カメラを持ち合わせてないときのカメラ代わりにも。

そんな携帯電話だが、うちのような少ない人数のスタッフで稼動させているホテル。
社用の携帯電話で外線を受けることも実はあったりする。
お客様がいらっしゃるとき、事務所で電話番が出来ないこともある。
予約専門で電話に出るスタッフなんて当然いない。
だがもちろん電話する側にはそんなホテル側の都合は関係ない。
だから外線電話を丸ごと転送。
ちなみにお客様の方には転送されているガイダンスもコール音も変わらない。

この携帯電話番、必ず夜も昼も誰かが持っていて、当然家にも持ち帰る。
事務所に誰かがいれば、携帯が鳴ることはないのだが
転送されていれば、外線は全部携帯が鳴る。
だから携帯当番は常に首から携帯をぶらさげる約束。
そしてそれが鳴ったらいついかなる時でも2コール以内で取る。
結構気が抜けない。だっていつ鳴るか分からないし。
お風呂に入ってても、すぐ傍においておくし、寝るときも枕元に。

例えば私が仕事を終えて釣りに出かけたとする。
海で竿を垂らしながら、予約の電話を取る事もあったりして。
まさか電話の相手は、ホテルの人が寒さ対策のため盗賊みたいな格好で
真っ暗な堤防の端で釣りしながら予約を受けているとは思うまい。

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あ、ちなみに海で予約を取ってる姿もまた異様だったりして。