気遣いや配慮の演出

お客様のために…とお客様が望むことを想定し先回りして行動を起こすのとは別に、
お客様が望むとは別に思いもよらない行動を起こすこともある。

私にはなかなか気が回らなくて、うーんさすが、と思う事なのだが…

前の職場であったことなのだが
冬に結婚式でホールにお客様がいらっしゃった時のこと。
寒くないように事前に暖房を入れておくのは当然なのだが、
絶対に寒くないと断言出来る状況であっても、ひざかけを用意して声かけをする。

オバサマ達のグループで泊まりにいらしていて
1部屋に集まって食事後に談笑するのに飲み物の注文があった時に
何かつまめる物を盛り合わせて一緒にお出しする。

本当はひざかけは必要ないかもしれない。
本当はそのつまめるちょっとしたお菓子は、
実はお腹いっぱいで食べないかもしれない。

だけど、寒いのを想定して声かけをしたという気遣いや、
集まっておしゃべりをするのに口寂しかったらいけないという配慮は、お客様に伝わると思う。
もちろんホテル側の過剰すぎると思わせる配慮は、
逆にお客様に居心地悪く感じさせてしまうけれど

さりげないけど気が利いている演出(あえて演出と書くが)
特にグループのお客様には喜んで頂けるように思う。

これって相手の事を考える、という次元ではなくて
ホテル側の視点で行動する、機転。
気遣いや配慮を演出するのも、またサービスの技のひとつだと思う。

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あ、そろそろ釣り行きたい禁断症状かも・・・。