路線バスパニックの日常

お山暮らしは車利用の方が便利だったりするので、
今まで路線バスを利用したことがなかった。
出かける用事がある時に車検で、そしてとんでもない代車を借りてしまったのもいい機会。
かまぼこの国まで、バス旅行決定。

高速バスはよく利用するんだけど、
路線バスは何となく景色を見ながらのんびり気分のイメージ。
そして何故だかオヤツを持参する私。
雨なので、お気に入りの赤い長靴を履いて、家から3分のバス停までレッツゴー。
(何だかんだ言ってとっても地の利がいい場所に住んでたりする。)

首都圏のバスは定額。
乗ると同時に必要金額を支払い。
その代わり一区間でも終点でも同じ金額。

でもこういう、リゾート(もとい、田舎)の路線バスはそうはいかない。
料金は後払い。
金額は降りるバス停によって変わるため、
どこから乗ったかを確認するために番号の整理券を最初に取ってから乗車。
あとは、電鉄会社が発行するフリーパスなるもの事前に購入しておくと、
見せるだけで乗り降りが可能な通行手形のようなもの。
最近では私みたいにSuicaパスモなどのICカード利用も可能。
ちなみに小銭での支払いも車内の両替もメンドクサイので、私はもっぱら携帯のSuica利用。

運転手さん大変だな~と思ったのは、
乗り慣れない方々皆さんに乗り方を説明。
さらにはバスを降りる支払い時も説明して一苦労。
その他日本語が通じない外国からのお客様も沢山。
かたこと英語でなんとか説明。
(たまに英語が通じない方もいたりして。それはそれでお互いに大変そう。)

しかも、両替は1000円札か硬貨のみで高額紙幣は受け付けない。
料金箱はお釣りは出ない。だから乗車額ちょうどを料金箱へ。
だけどそんな事などみんな知らないから、
支払うその時になって1万円しかない!え!私5000円しか…
ど、ど、どうしよ~!!
げっ!整理券なくしちゃったよ。
バス停に止まるたびに繰り広げられるプチパニック。
でもこんな事って日常茶飯事なんだろうなぁ。
みんな慣れっこで知らんぷり。
運転手さんも動じない。
まとまった人数のグループには、みんなの分が払えるから、と
5000円のバスカードを売りつけていたりして。
なぜか私はひとりでハラハラドキドキ。
あの人は大丈夫かしら?あ、フリーパスか。ほっ。

イメージ 1
田舎育ちで整理券も定額じゃない料金支払いも
当たり前だと思っていた私。
(むしろ私は都バスに初めて乗った時に戸惑った。)
バスの前に付いている金額の電光掲示板と
自分の手の中の小さな整理券をにらめっこしながら
支払えない、とあたふた大慌てする方たち。
運転手さんの、どなたか両替出来る方はいらっしゃいませんかーという
車内に響き渡る声。
(ちなみに誰も反応しない。なぜだ?!)

そんな様子を見ていられなくなり・・・

一番後ろに座っていたというのに・・・

すっくと立ち上がり・・・

私のお財布の野口さん10人が樋口一葉さん2人に交換されることに…
(たまたま見たら千円札がごっそり入ってた)

箱根にお越しのフリーパスをお持ちでない、路線バスを利用ご予定の方は
どうぞ乗車前に小銭をお持ちくださいませ!!


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他の人の動向をいちいち気にしながら
オヤツをもぐもぐ食べ、
山道をぐるぐる降りて移り変わる景色を食い入るように眺めていた私は・・・

酔った!

ギモヂワルイ・・・
(オマエは子供かっ!そんな困った31歳女子・・・)


そうだ。私乗り物酔いするタチだったっけ。
なぜだか1人でハラハラドキドキ、そして降りてぐったりの1時間。

ちなみに明日もバス旅行♪・・・高速バスで都内遠征@65%仕事モード。
夕方からの別の約束への移動は電車でgo。お懐かしい姉さんとの再会。
題して・・・
それゆけ!飛び出せ!ちびっこ探検隊 in大都会。

無事に行けるかどうかは・・・また次の話にて。
どうか迷子になりませんように。