サイバーテロ予約

電話予約とインターネット予約の比率、
きっとインターネットの方が多いんじゃなかろうか。

最近そう思う。

予約はインターネット、変更は電話で。
何となくそんな構図。

確か時間も気にしないし、インターネット限定のお得なプランも多い。
気軽に予約出来るのも魅力。

私自身、普段出かける時間がないので身の回りの買い物はほとんどインターネットである。

だけど、そこにも人の手が介してるのは事実。

システムからの自動返信メール以外に
1件ずつちゃんと確認して補足案内とともに送信している。

さらにはインターネット予約システムとホテルシステムは連動していない。

つまりメール配信されたインターネット予約をもとにして、
使っているホテルシステムに入力しているのは人の手だ。

でもお客様にとって気軽に予約出来るがゆえの、困った事もある。

例えば、泊まりたい日の候補が複数あったとする。

どうしようかな…
電話なら日程を決めてから予約するだろう。

だけどインターネットの気軽さと自分で操作出来る利便性から
決まった日全部予約する事も出来る。

押さえた日のうち、ちゃんと行く日以外は全部キャンセル。

そんな事もインターネット予約なら出来てしまう。

でも、その裏で私たちは1件ずつ予約し、1件ずつキャンセルしている。

本当は1件だけの予約だけなのに、候補日予約も含めてその人の予約が10件あったら?

…10件予約手続きし、うち9件キャンセル手続きする訳だ。
さらにはその予約ごとにメールを送信するとしたら?
さらに、もしもそんなお客様が大勢いたら?

予約としての本来の業務機能は麻痺してしまうだろう。

今日はそんな、サイバーテロみたいな予約にすっかり躍らさてしまった1日。