反乱の夜

今日はお留守番…
何が留守番かって、本当は東京へ出張だった。
それが急に欠員が出た関連でシフト変更。というわけでいつも通り事務所で仕事。

ちぇっ。

おかげで陰湿上司に意地悪されるわ、
何やら虫の居所の悪いお客様に言い掛かりをつけられるわで散々。

先月実はあまりの残業で静かにオーバーフローして小さなミスをひそかに連発していた私、
今日はさっさと帰ると仕事を切り上げ帰宅。

本当は現場から追っ手がかかっていた。
何やら明日の手配関連で陰湿上司の失敗の尻拭いをさせられかかっていた私。
明日朝一でやりますね、なんて適当に切り抜けた。

やっぱりどうにかしなきゃと焦っていた上司からの再度の電話。
本当はまだ事務所にいたのだが、ぬっこ営業終了宣言で、居留守を決め込む。
電話なので相手には見えないのに、
子供みたいに机の下に隠れて知らんぷりのストライキ
代わりに電話に出てくれた上司にぬっこの携帯の番号を教えろと食い下がる陰湿上司。
(徹底的に追いかけ回すあたり、さすがである)
いやあ、誰も知りません、なんてありえない嘘をとっさについていた。
そんな私の反乱に加担してくれた上司。

それにしても、誰も携帯知らないってシラッと言い切った上司も上司だ。

普段私が日付が変わって仕事している事を知らない陰湿上司はきっと、
明日朝一で、今日さっさと帰った事をあれやこれやと文句を付けるのだろうが、
仕事が忙しくて3日も風呂に入ってなかったので
今日こそ風呂に入るべくさっさと帰った、とでも言っておこうっと。