遅刻の懺悔

疲れてくると、自分で決めた事を忘れそうになる。


昨日は予約側の手配ミスで大きなクレームになり、
その後片付けや報告に終われて気がつけば23時。
朝8時から出ていて終わりがそんな時間。
しかも今日で連勤続きと来ている。

案の定今朝は起きられなかった。
昨日は帰ってから食事しながら入浴するくらいの勢いで
バタバタと寝たのに、である。
目覚ましが何度もけたたましく鳴っていたのも
オンタイマーでテレビがじゃんじゃん鳴っていたのも遠くに聞こえていた。
でも、起きられずに無事に出勤している夢なんぞ見ていた。

ふと目が覚めて時間を見たら8時40分…。
とうにいつもなら出勤している時間だ。
とにかく冷水を浴びた気分で飛び起きて出勤…
どう考えても9時の始業には間に合わない。

遅刻なんて有り得ない事は痛いほど分かっていて
その回避策で朝1時間早く出勤しようと目標にしたのだった。

これだけ丈夫でない身体にムチを打っていて、無理だと身体が悲鳴を上げてるんだよな。
倒れなかっただけ、まだマシである。
私自身の体調管理は私自身でやらなきゃ。
これで倒れたら、頑張って来た事やリハビリも水の泡。
その時々のベストは尽くしている。
寝坊した失敗は失敗だけど、
そもそも連勤に耐えられる体力がないのなら、
そのシフトを容認しちゃいけないんだ。
受けた以上はどうにか、次のお休みまで持ちこたえなくちゃ。
何となくそう思いつつ、上司に電話。

「途中運転マナーが悪いとおじさんに車を止められこんこんと説教されていた」
…とっさに口をついて出た理由。
ごめんなさい。嘘をつきました。
寝坊した事で散々自己嫌悪に陥った後で更に上司に叱られたら、
多分私自身今の疲れて余裕を失った状態で精神的に持たないな、と。

結局9時ちょうどに出勤し、朝礼には間に合わなかったものの
仕事自体へは迷惑はかけずに済んだ。
不幸中の幸い。

今日はちゃんと21時過ぎには帰ろう。
あと1日。
なんとか持ちこたえたい所である。