ぬっこレポート 街がオイルショックの様相を呈する

イメージ 4私はオイルショックを経験した年代ではない。
でもこんな感じなんだろうなぁと推測するような出来事が
目の前で起きている。
 
ガソリンを買い求めようと並ぶ車の列。
渋滞が起きるので、住宅地の中を並ばせて
GSに到着する構図なのだが、最後尾の人々の給油は
いったいどれぐらいの時間がかかるんだろう。
 
 
食糧の備蓄を少しでもしようと買占めに走る方々。
乾電池を買いに行ったドラッグストアで、
列に並んでいた方は、5万円以上食糧や
トイレットペーパーを買いこんでいった。
もはやこうなると店ごと買い占めそうな勢いである。
ところで…素朴な疑問なのだが食糧や水類の買占めは分からなくもないのだけれど
なぜトイレットペーパーを皆この今の時期に3つも4つも買うんだろう、と。
ちなみに乾電池は、ラジオなどに使われる事の多い単一電池はすでにどこにも売っていなかった。
とりあえず私の携帯の緊急充電用の単三電池のみ購入。
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スーパーに行ったものの店内の倒壊などの理由で営業していない所が多数。
ようやっと見つけた営業しているスーパーでも、棚はこんな感じ。
肉などの生鮮食品、カップめん売り場は棚に何にもない!
あらら、すごい光景。
スーパーで思わずカメラを取り出してしまった。
 
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それから不足しているのが、ブルーシート!
なぜなら屋根が壊れた家が非常に多く、
街を見ている私の感覚的には
3~4軒に1軒は瓦が落ちている。
その壊れた屋根にこれから降る雨に備えて
皆あわててブルーシートをかける。
そのブルーシートを売る店では買占めが起きて品薄状態に。
そんな構図である。
 
 
 
買い占めが、さらなる食糧難のパニックを煽る。
煽られて何となくあれこれ買わなきゃいけない気になる。
備蓄は確かに必要。
だけど今本当に必要な物を必要な分だけ買う冷静な判断力も必要。
なによりも冷静に行動しなくちゃ、と思う。
 
今出来る生活を、粛々と行うこと。そんな事を考えた。