一歩一歩

相変わらず、機械に頭をぶつけたり、
身に覚えのないアザが出来ていたりするが、ぬっこは元気である。

日本人ってこんなにハムやソーセージを食べるんだな、としみじみ驚かされる量を
毎日せっせと作り、各地にどんどん送り出されてゆく。その中にはぬっこ宅のお歳暮も。
気づかぬ間に発注されていた。

単価は決して安いものではない。
でも、一から正直に作るプロセスを体感していると、価格の意味が判る気がする。

今は昨日出来なかった事が今日出来るようになる事が嬉しくてたまらない。

まるで子どもである。

とりあえず、包丁がもう少しまともに使えるといいのだが…
毎日生傷が絶えない。