怒涛の移動劇はじまる

ぬっこの長い長い夏休みは終わりを迎えて、本格的にまた動き出す。

よっぽど荻窪を離れたくないのか昨夜はまさかまさかの発熱。子供か、と悪態をつきながら就寝したのが日付が変わる頃。

とりあえず、今日は栃木、荻窪間を往復する予定である。

今朝は4時起き。
まだ外はほの暗く、バスなんて運行前。

普段往来の激しい幹線道路も、ヘッドライトはまばらだ。
来ない上に捕まらない回送タクシーを身を呈して止める。
迷惑そうに駅まで2メーター。

予定の電車までは時間がある。
24時間営業の蕎麦屋でかけそばをすすりながら辺りを見回すと、
恐らく仕事を終えた、若い夜の蝶が数人かしましい。
彼らの時間軸はまだ日曜日の夜の延長なんだろうな。
空が白むにしたがって
街が眠りから醒めて行く。
往来する人々もスーツ姿が多くなり週明け月曜日のパリッとした表情。

電車に揺られて1時間40分。
栃木に帰ろう。
今日の夜車で荻窪に戻ったら、次は小田原である。

引越し完了まで今日を含めてあと3日。
駆け抜けよう。