驚きとため息と

会社の命運をかけたと担当が飲んだ席で豪語していた人事異動が発表になった。

毎年内外へ相当数の人間が動くこの時期、
オッズを付ける程ではないにしろ、いろいろな噂があちらこちらで乱れ飛ぶ。
そんな中で私の周りでも何度となく繰り広げられた、井戸端人事(都合の良いように予想したりする)。
井戸端人事の悪い所は自分のセクションに火の粉が降りかかる事を全く考慮に入れていないこと。
蓋を開けてみたらものの見事に裏切られて、驚きとため息で仕事も手に付かない。
昨日は作戦会議と称してみんなで抱えた仕事を全部放り投げて定時退社。
作戦でもなんでもない、ただ納得いかない思いをファミレスで吐き出しただけだったりするが。

こんな人事、適材適所でもなんでもないと愚痴をいい、
絶対にこんな面子では仕事がうまくいく訳がないと嘆くこの時期。
マイナス要因ばかり思い浮かんで暗澹とした気分。
だがそこから3ヶ月、半年と経つうちにそれなりにぶつかってすり合わされ
何となくうまい具合に周り始めたりするものだ。
昨日から愚痴ばかり言いながらも、
心のどこかでなんとかなるさと思っていたりもする。
人は変わり、そして適応するからだ。(その陰で淘汰されていく人間も当然いるのだが)

そんな中で、私は私で別の動き。
私自身も変わり、そして適応する必要がありそうだ。
この話はまた後日。