変わってる!

大雨洪水警報というだけある。朝から晩まで降り止まない雨。
ここは標高1000メートル近い。
今日のようなお天気では気温もあがらず、終日15度前後。
もう7月も中盤を過ぎたというのに長袖でも少し肌寒いくらいだ。
ちっとも夏らしくない。

話は変わるが今働いている会社、ちょっと変わっている。
なんせゴミの分別が26!
今どき黒いゴミ袋がOKでそれをいいことに
燃えるものは何でも燃やしちまえと
資源ごみも(たまには不燃ごみまで)混ぜてこそっと出していたような所に住んでいた
不謹慎な考えだった私にはカルチャーショックだ。

もともと今住んでいる地域自体ゴミ分別は厳しい。
今まで燃えるゴミを週に2度は出さないと
家がそのうちゴミ屋敷になるんじゃないかと思っていた私だが
引っ越してみたらそんな事もない。
包装紙や紙の箱類、プラスチック容器やフィルム、ラップやペットボトルのラベル、
そしてペットボトル、新聞や雑誌、ダンボール、白いトレーなど
資源として使えるものを除いたいわゆる「可燃ゴミ」は
1人暮らしでは週に1度捨てようとしてもゴミ袋が一杯にならないぐらい。
それだけ今まで資源を捨ててたんだなぁとびっくり。

会社はその地域の分別を更に細分化したもの。
しかも捨てる時にはゴミの計量測定まである。
これでゴミを出来るだけ減らし、結果的に環境にダメージを与えない、という事らしい。
最初は覚えきれない…と嘆いたけれど、業に入ればなんとやら。
最近ではこれは●●、これは…と結構さくさく分別。
それが苦にならずに出来るようになったのには理由がある。
会社が用意した社員専用のゴミ分別ゲーム。
100個のゴミを分別しその時間を競うもの。社員別タイムランキングまである。
…ちなみに現在私は400数十人中34位。
ランキングを上げたくてゲームを何度もやるうちに自然と覚えたという次第。
よく考えられた仕組みだ。

更には全てがインターネットで繋がっている。
社員全員にメールアドレス。社内通知や給料明細は全部メール。
これも紙を減らす努力の1つだとか…。
ようやく申請が完了してメールを受信してみたら、顧客情報から社内通知まで
1日に10数通…。読むだけでどれだけかかるのやら、という量のメールが配信されてきた。
今までウィルススキャンって何?という環境の中にいた私。
一転して全てがIT化された会社の仕組みにちょっと戸惑いを隠せない。