ゴミ捨てツアー

今日はゴミ捨てツアー敢行。
ゴミ分別が苦手だった私だが、最近では会社で分別マスターになりつつあり
ゴミ女(響きが嫌だ)といわれるまでになった。

苦手ならとことんやる。それが得意に繋がるから。
分からなければやたらと役場に問い合わせる。
湿布は何ゴミですか?
換気扇のカバーは何ゴミですか?
ガスコンロの周りに油はね防止のアルミ板は缶扱いでいいのですか?
気になったらとりあえず役場に電話。
おかげさまで結構サクサク分別出来るようにもなったし
お弁当のパックを分解して洗ったりレトルトの袋や汚れたラップをせっせと洗うのも苦じゃなくなった。

ゴミ捨てツアーと言ったのは、町のじん芥ゴミ処理場が一般開放されていて、
ゴミ捨て場に時間内に捨てられない人や大きなゴミは
ここへ直接持ち込めば開場している時間内であればいつでも引き取ってくれる。
私は深夜に帰宅し午後出勤する。
朝8時までにわざわざゴミ出しの為に起きるのは正直言って辛い。
さらにペットボトルやダンボールなど月に1度しか回収がないものを溜めて置くのも嫌だ。
そんな私にはうってつけのこの仕組み。
それで休みを利用して家のゴミを車に載せて、ゴミ処理場まで持って行く事にしたのだ。
言ってしまえばそこは要するにただの町のゴミ処理場だけど、
広い処理場の敷地の中にはそれぞれのゴミ処理の種類別に建物があり
車で決められた順路に従って進み、それぞれの建物にゴミを置いて、
そしてまた次の建物に進んでいく仕組み。
ドライブスルーじゃないけれど、なんかアミューズメントパークのようで
なんだかワクワクする。ちょっと楽しい。

それにしてもこうしてゴミを細かく分別すると、「可燃ゴミ」というのは意外に少ないものだ。
容器を包装している「プラ」とマークが付いている
プラスチックフィルムや袋、容器の多いこと、多いこと。
こういうのってキレイに洗えば資源になるって知らなかった。
細々分けたものは可燃ごみ以外は全部リサイクルに回されるされるそうだ。
めんどくさいと言ってしまえばそれまでだが習慣にしてしまえばそれほど苦でもない。

でも多分喜んでゴミ捨て場にいそいそと出かけていくのも私ぐらいなんだろうな。
結構車で来ている人も沢山いるけれど
みんな結構めんどくさそうにポイポイッと捨ててそそくさと帰っていく。
そんな中でなんだか妙に楽しくてニコニコしながら車を回してゴミを捨てていく私。
缶の処理をする建物でアルミとスチールを機械で分別している様子とか
ペットボトルをまとめて機械で立方体にスクラップする様子とか
小学校の頃の社会科見学を彷彿とさせる感じで
処理場のおじさんに言ってしばらく見せてもらったりしてたし。
いやぁ楽しかった。