イノシシとの遭遇

国際クマ会議とやらが系列のホテルで行われる関係で、
敷地の道端にすごくリアルなクマの形をした看板が設置されている。
看板だと分かっていても、その真っ黒なクマの看板を見るたびに本物じゃないかとギョッとする。
あまりにリアル過ぎて、驚かれないように夜はその場所から撤収するぐらいだ。

帰り道･･･。
車で通りかかったらちょうどそのクマの看板の辺りに、
ロデオみたいに後ろ足を跳ね上げてドシンドシンと暴れている毛の生えた生き物が･･･。
しかも丸々と太って巨大。
看板？クマ？･･･いや看板じゃない、動いてる!!!と思ったら、イノシシだった。
車のヘッドライトに照らされて驚いたらしく
ピギーーーッといういななきと共に闇夜へとドカドカ走って消えていった。
歩いていて出会ったのではなくてよかった。
毎日敷地のどこかでイノシシ出没の話を聞くのだが、初めてヤツに出くわした私。
いやぁびっくりした。
秋になり動物たちも冬篭りの準備からか食料を探しに山をおりてきている。
もともと山は彼らの場所な訳で、その片隅を少しだけ人が借りて建物を立てている状態。
人と動物との共存とはいうけれど、やっぱり実際に出くわすとびっくりだ。