普段書かない恋愛話なんぞ書いてみる。

どこの職場でも噂はつき物。

私の変な噂聞いてない?ととある人から問われた。
噂とはその人に彼氏が出来たとか出来ないとかそんな話らしい。
そういう恋愛噂話、聞いても忘れてしまうし、第一聞こうともしないせいか
私の耳には全く入っていなかった。・・・申し訳ないけど正直言って興味なし。
もっともその人はそんな私に安堵の表情だったけど。
ちなみに、私をあまり知らない人の私のイメージは
何故だか私は絶対相手がいそうだという事になっていたらしい。
休みにあちこち出かけた話をしているからだろうか。
いやいや。いつもお一人様ツアーなんで。それが何か問題でも?

帰り際にそんな話をしていたせいか、珍しくなんとなくだが恋愛について考えた。

大昔、恋愛していない事に焦りを感じたり、
誰かを好きだと思う気持ちがないのが不安だったことがある。
無論相手の事が好きだから付き合っていたのだろうけど、
何よりも私は『恋愛をしている自分』が好きだったんだと思う。
だから恋愛をしていない自分に不安を覚えたり
恋愛していない自分が何か足りないように感じたりしたんだと思う。

私だって恋愛した事がない訳じゃない。
だけど失敗が続けば、いろんな意味で二の足を踏むようになる。
それが相手が原因の失敗であろうと自分が原因の失敗であろうとも。
失敗が怖いから恋愛しない、のだろうか。
・・・別にそうでもない。
あまり過去の失敗は糧に出来ないタイプだ。残念ながら。

ただひとつ言えることは今は『恋愛をしていない自分』が好きだ。
それがいいことなのかどうなのかは知らない。
だけど、自分が成長していく中で多分そういう自分を認めるのも見つめなおすのも
大事なプロセスの一つのような気がする。

恋とはしようしてするものではなくて気が付いたら落ちているもの。
私はそう思うけど、世の中それに異論を唱える人も多いだろう。
私はリスクヘッジ出来ないタイプだ。
恋愛もそうだし恋愛云々を抜きにしても、
自分に全く利のない物でもそういう状況でも、感覚的にこれだと思ったら、突き進む。
自分の感覚が全てもの判断基準。
周りに反対されようが馬鹿にされようが、自分がいいと思うんだから、それでいいんだ!と。
私は恋をしようとしてするのではなく、気が付いたら恋をしていた、と落ちるタイプなんだろうな。
だからまぁ失敗ばかりなんでしょうけど・・・と話の最後に落としてみる。

その感覚を信じて恋に落ちることで、
自分の価値や生活レベルやなにか大事なものまで落としたりしないように。
とりあえず自分を戒めつつ恋愛話終了。