温泉めぐりの旅

行き先は群馬県四万温泉
2月に積善館に泊まりに行って以来の再訪である。

積善館に行こうと駐車場に車を止めて歩いていたら、共同浴場河原の湯発見。
イメージ 1
15時まで利用出来る、そして時計は14時半。
こりゃ行くしかない。(なぜそこで使命感に駆られるのかは謎)
まるで公共のトイレくらいの建物の大きさしかないこの小さな建物に
男湯、女湯とそれぞれ分かれている。
脱衣所が2畳程、お風呂は8畳分くらいの広さしかない。
ドアを開けたら突然現れる脱衣所とお風呂場。
まるで「どこでもドア」でご家庭の洗面所に付いてしまったかのようだ。
浴槽も3人か4人で目一杯のサイズだけどこのこじんまり感がたまらない。
あったまるすごくいいお湯。
温泉街にある共同浴場ってこんな風にこじんまりしていて
地元の人たちが大切に守っているものが多い。
こうして利用する側はそれを分けてもらっている感覚忘れちゃいけない。
・・・でも冷やかしの人たちがドアを開けてその光景に驚いて帰っていくのには閉口。
そんなに入り口全開にしたら外から見えちゃうでしょ。もうっ。

イメージ 2
そして最大の目的、積善館
群馬県文化財に指定されている古い古い建物に
とうとうと湧き出る温泉。
ここの源泉は少し熱めなのだが加水せず、
冷ました源泉で温度を調節するというこだわりようである。



イメージ 3
積善館の建物には3つ温泉があるのだが
この元禄の湯が日帰りで入浴出来る。
湯船が5つあり、それぞれ微妙に温度が違う。
手前から奥の湯船になるにつれて熱くなる感じ。





イメージ 4
そして小さな扉の蒸し風呂。
いわゆる個室のミストサウナみたいなものなのだが、
個室というより押入れの中に入る感じ。
でもこの狭い空間が私は結構好きで妙に落ち着く。
行ってみてびっくり、なんと!貸しきり状態。
一人テンションが上がってしまい、
裸で写真取りまくり・・・何やってんだか。
帰る頃になって何人か来て賑わい始めたので
ちょうどいい時に来たと一人にんまり。

それからお腹が減ったので温泉街をブラブラ散策して発見したカフェで腹ごしらえ。
座ったカウンター席からは見事な紅葉が。

イメージ 5
私が住んでいる所では
もう既に紅葉は終わってしまっているので
なんだかちょっと得した気分。





イメージ 6
カプチーノを頼んだら温泉マークが描いてあった。
さすが温泉街のカフェだけある。
ちなみにお腹一杯食事したのに、
店を出た向かい側で焼きまんじゅう屋さんからいいにおい。
匂いにつられて1串ペロリ。
やっぱり食べすぎだ。




もう暗くなってしまった帰り道、川原湯温泉に立ち寄った。ここも夏以来2度目である。
まもなく共同湯は営業終了なので利用しなかったけど、立ち寄った理由は・・・
自分でつくる温泉タマゴ!!!ここの源泉、80度をゆうに超える。
それゆえ15分程源泉に付けておくと温泉タマゴが出来上がるのである。
その源泉が湧き出る所にはきちんと温泉タマゴ用に長い棒の先に竹かごが付いた物が用意されていて、
そこに持参したタマゴを入れ源泉に沈める。
温泉タマゴを作っている間、すぐ隣にある足湯でのんびり。
出来上がったタマゴは気持ちゆで過ぎた。あと1分早く上げてよかったかな。
茹で時間は次回の課題。
リベンジを誓って温泉を後にした。

さて私の連休が終了。
これから明日の会議のプレゼンの打ち合わせで会社行かなくちゃ・・・。とほほ。