オーダーストップ

体が痛いのなんのって。
先日の綱引き大会でのぎっくり腰状態の私の腰は今日も言うことをきかず・・・。
夕食の接客時座ってテーブルの器を手にかけた所、腰に激痛。
痛い姿勢があるらしくちょうど座って接客するスタイルは辛いらしい。
こりゃ労災だ、労災、と騒いだものの相手にされない。(当たり前だ)

今日は金曜日。
金曜日は仕事を終えてから到着するゲストが多いので、
遅い時間のチェックインがいつもよりも多い。
レストランのオーダーストップの時間に到着が間に合わないが
どうしても食事がしたい、という要望のゲスト。
・・・そういえば思い出した。
前のホテルでも同じような経験。
調理スタッフが帰る、時間は時間だから・・・とレストラン側から断られ
予約スタッフだった私は途中で食事を召し上がって頂くようお願いして食事を断った事がある。

オーダーストップはオーダーストップである。
了解頂き一度は断るのが筋だとは思うけれど、
結論を言えば、ゲストが来るまでレストランを開けて待つ事にした。
当然その結論が出るまでには、いろいろせめぎ合いがあったのは言うまでもないのだけれど
それでもちゃんとそれを受けた。

私が決断した訳じゃないけれど、皆がその決断を下したのがなんだかうれしかった。
オペレーションを優先するか、ゲストを優先するか・・・結果ゲストを優先したから。
そのお客様、海外に単身赴任のご主人からの奥様へのサプライズのプレゼント宿泊で
食事の際にシャンパンをご自身で持ち込んでいらっしゃった。
その大切なひととき、お客様は満喫していただけただろうか。