修羅場
今日は到着も落ち着きそうで朝から出勤している私は
到着の受付をする建物で留守番をして、そして落ち着いたら帰る…はずだった。
ところが大問題発生・・・そして私はその渦に巻き込まれた。
ベルスタッフがまず到着のゲストを取り違えた。
取り違えて違う部屋へ私はご案内するように言われて出発しようとした。
『お足元ご注意を・・・』
そう言って送迎車にゲストを乗せようとした瞬間・・・
ゲストが段差につまづいて体が宙に浮く、そしてどすっとにぶい音。
ゲストには足元に注意を促す声は届いていなかった。
そしてメガネがバラバラになり顔が血だらけのゲスト・・・。微動だにしない。
そのグループの別の方がゲストを最初に外に出るように促した別のスタッフに食ってかかる。
それをたしなめようと、間に割って入った男性スタッフに殴りかかるゲスト。
(というかそのスタッフ、殴られる。)
・・・修羅場だ。
とりあえず私は転んだゲストの介抱に回るが出血が止まらない。
タオルがみるみる真っ赤に染まる。血を見て倒れそうな私、いやいやそれどころじゃない。
実はそのゲスト、既にチェックインしていてお出かけから戻ったゲストだった。
しかも別の場所での苦情が数件重なって対応注意だったお客様。
そりゃ怒りも爆発する。足元が暗いのは確かだった。
事故は事故だけどでも足元に対してもう少しこちらが注意を促せたのは事実。
取り急ぎ戻ってきた別のスタッフに部屋に送ってもらい手当てをしてもらうように手配。
それにしても後味が悪い。
血の匂い。生々しい傷口。思い出してしまいなんだか食欲もない。
そんな日もある、と私は開き直ることも出来るけれど
そのゲストは楽しみにしていた旅行先でのそんな事故。重なった不手際。
どうにもこうにもいたたまれない。
到着の受付をする建物で留守番をして、そして落ち着いたら帰る…はずだった。
ところが大問題発生・・・そして私はその渦に巻き込まれた。
ベルスタッフがまず到着のゲストを取り違えた。
取り違えて違う部屋へ私はご案内するように言われて出発しようとした。
『お足元ご注意を・・・』
そう言って送迎車にゲストを乗せようとした瞬間・・・
ゲストが段差につまづいて体が宙に浮く、そしてどすっとにぶい音。
ゲストには足元に注意を促す声は届いていなかった。
そしてメガネがバラバラになり顔が血だらけのゲスト・・・。微動だにしない。
そのグループの別の方がゲストを最初に外に出るように促した別のスタッフに食ってかかる。
それをたしなめようと、間に割って入った男性スタッフに殴りかかるゲスト。
(というかそのスタッフ、殴られる。)
・・・修羅場だ。
とりあえず私は転んだゲストの介抱に回るが出血が止まらない。
タオルがみるみる真っ赤に染まる。血を見て倒れそうな私、いやいやそれどころじゃない。
実はそのゲスト、既にチェックインしていてお出かけから戻ったゲストだった。
しかも別の場所での苦情が数件重なって対応注意だったお客様。
そりゃ怒りも爆発する。足元が暗いのは確かだった。
事故は事故だけどでも足元に対してもう少しこちらが注意を促せたのは事実。
取り急ぎ戻ってきた別のスタッフに部屋に送ってもらい手当てをしてもらうように手配。
それにしても後味が悪い。
血の匂い。生々しい傷口。思い出してしまいなんだか食欲もない。
そんな日もある、と私は開き直ることも出来るけれど
そのゲストは楽しみにしていた旅行先でのそんな事故。重なった不手際。
どうにもこうにもいたたまれない。