除夜の鐘

新年はマイナス10度の会社の外で迎えた。

年末、そして年始とイベントが目白押しで、
年末の昨日は年越しそば、振る舞い酒やぜんざい、
そして除夜の鐘が打ち鳴らされて年越しを迎えるというもの。
お客様は大盛況で、外で焚き火で暖を取りながら、皆除夜の鐘を聞いていらっしゃった。

そんな私。
集客があまり良くないと聞いて時間を前倒して早い時間から鐘代わりのドラを鳴らす。
108回鳴らすのが除夜の鐘だけれど、実際の所何回付いたか分からない。
多分150回ぐらい鳴らしたんじゃなかろうか・・・。
コートは着ていたけれど、何よりどうにもならないぐらい寒い。
口も回らないし手はかじかんで感覚はない。
それでも満天の星空に大きなお月様を見ながら、
20秒ぐらい間隔を置きながらひたすらドラを叩き続けた。

今年は波乱の年だった。そして変化の年でもあった。
沢山の大切な人たちとの別れもあり、またかけがえのない新しい出会いもそれと同じぐらいにあった。
何となく気づいたら、1年を振り返り反省し、
そして来年も頑張ろうと思いながらドラを鳴らしていた。
私の沢山の煩悩は落ちただろうか。

昨年は沢山の方に見に来ていただき、本当にありがとうございました。
そして今年も宜しくお願いします!
さて、元旦はおせち料理のサービスから始まる。
もうあと数時間後には出勤。いい夢見られるといいな。