こじはん

こじはん
福島県~栃木あたりで使われる方言で、
農作業の合間に取るちょっとした食事の事を指す言葉。

明日の会議のプレゼンをする打ち合わせを全くしておらず、実はこれから休日出社。
何時に会社を上がれるのか分からないので、とりあえずさくっと何か食べてから行く事にした。
おやつでもないし夕食でもないこの中間に摂る食事は、私の中ではこの『こじはん』である。
多分栃木でも私の年代ではもう使う人も知っている人もいないんじゃないのかな。

ちなみに今日のこじはんのメニューはアボカドまぐろ丼。
アボカドを粗くつぶしてお醤油とレモンを少々、
マグロはお酒とお醤油を合わせて煮切って冷ましたものに浸して30分。
それらを熱々のご飯にどーんと。あー幸せ。
行きつけの近所のスーパーTSURUYAのアボカドの状態はいつも感心させられる。
大抵買ってから何日か追熟させないと堅くて食べられないアボカドが
買ってその日に食べられるベストな状態でいつでも販売されている。
いつもつぶしてマヨネーズとコショウと混ぜて野菜に付けるディップにしたり
たまにはお茶漬けにしてみたり
私の食卓には実は結構欠かせないアボカドだけれど、この食べ物、いつから市民権を得たんだろう。
小さい頃なんて食べた記憶もなければ、
大きなデパートで見る珍しい食べ物の一つぐらいの意識しかなかったのに。

食事で幸せを感じられる私は本当に単純でそしてなにより幸せ者だ。