ぬっこの口福記

荻窪酒場放浪記~もみぢ~

荻窪駅南口から徒歩10分と少々離れるのだが、面白いお店を教えてもらった。 その名は「もみぢ」 いやもう。このやぶれ提灯の具合がたまらない。 テレビ番組の「とんねるずのみなさまのおかげでした。」の きたな美味い店、「きたなトラン」で三ツ星を取った…

荻窪酒場放浪記 ~加賀藤・和の食人馬来~

荻窪に越してきて、新しい生活が始まり1カ月と少し。 気が付いてみれば、行きつけのお店ができ、わずかながら誘ってくれる飲み友達も出来た。 一人で、ふらりと飲みに行ったのが11月の事。 そこから急速に人の輪が広がっていった。 そういえば、「このカウン…

父への恩返し

疲れて帰ってきたとある寒い日の夜。 仕事を終えて帰宅したら、ポストから取り出せない程ぱんぱんの郵便物が。 その怪しい郵便物を送ってきた張本人は父。 そして品名「ふりかけ」…なんのこっちゃ?! 開けてみたら、 おむすび山4袋、かつおぶしのビニールパ…

ぬっこの酒場放浪記~荻窪 鳥もと~

荻窪の北口を出てすぐのところに「鳥もと」さんという焼き鳥屋さんがある。 先日のお休みの日、風邪をぶりかえしそうなので、お酒でも飲んで温まり にんにく串でも食べてスタミナを付けてやろうかと思い、 出かけた帰り道にふらりと立ち寄った。 まずはビー…

マクドナルドのチキンナゲット

本日は仕事を初めて最初の休日。 給料の振込口座を開設するためにちょこっと動いて、マクドナルドでゆっくりインターネット、である。 ちょうど今、「チキンマックナゲット」100円を限定で行っていたようで、 右も左も前も後ろの人もほぼ全員ナゲットを食べ…

高円寺酒場放浪記~焼き鳥 大将本店~

所用で高円寺へ。 高円寺の南口を降りたら、いい感じの居酒屋が絶賛営業中だった。 これは帰りに寄らねば…。 いやいや緊縮生活を強いられる中で、そんな簡単に誘惑に負けてどうする?!?! と、用事を済ませる間、葛藤した挙句…。 「ま、いっか」という安易…

おしゃれラーメン

そういえば、荻窪ラーメン話題ではないけれど、ひとつ。 小田急新宿ミロード内にある、女子で賑わうおしゃれラーメン店。 私としては汚いカウンターに無粋なオジサンが「あいよっ」と出してくれる ラーメン屋のが居心地が良かったりするのだけれど。 女子は…

荻窪酒場放浪~立ち呑み「やきや」~

大型家電も含めて購入物の手配諸々を一気に済ませてあとは引っ越し手配を待つばかり。 当初引っ越しはひとりで済ませるつもりだったのだけれど、急きょ両親が手伝ってくれる事になり 何やらぬっこ家の一大イベントとなりつつある。 さてさて、昨日の事となる…

荻窪ラーメン探訪

荻窪ラーメン紀行を書くのを忘れていた。 今回は2軒。 まずは1軒目。 駅から歩いてすぐのアーケード街の片隅2階にひっそりと佇む「漢珍亭」 お店は小さくてカウンターのみのお店。 閉店間際にすべりこんだのでお客は私だけ。 でも混み合うときっとひしめきあ…

ソーセージに涙ぐむ

テスト入社で3日間働いたときに、帰りにお土産をいただいた。 それはソーセージ! 私のテスト入社1日目…。20キロ以上ある豚肉をひたすらさばく事。 これはソーセージ用になる肉の下処理作業で、最も時間がかかり、最も大事なプロセス。 そして入社2日目…先輩…

松本酒場放浪記 その2 ~ほろ苦いキャラメルソースの夜~

その1に引き続き、そして松本の夜は更けてゆく…。 →その1はこちら http://blogs.yahoo.co.jp/meme_hituji/64864899.html ぶたやを後にして、てくてく歩いた先は、こんな恐ろしく急な階段。 既に生ビール数杯と生マッコリ、焼酎2本とずいぶん危険な飲み方をし…

松本酒場放浪記 その1

松本でキャンプの予定だったのだけれど、天候が怪しいのでキャンセルし酒場放浪に。 野宿学会のメンバー数人と訪れたのは、松本市内にある韓国料理店「ぶたや」 肉ナイト、という事で、ベーコン談義に花を咲かせながらサムギョプサルを注文。 …どうも最近肉…

サザエさんと乱痴気騒ぎと

人酔い。 人が多い所で、くらくらしたりめまいがしたりすること。 別に明らかに具合が悪い訳でもなかったのだが、 とにかく人が集まる場所に行く機会が多かったせいかどどっと疲れた。 そんなこんなで昨日も更新出来ず。 10数時間死んだように眠ってやっと復…

三位一体の幸せ~長野県安曇野市 ゑびすや~

安曇野プチ観光で友人に連れて行ってもらった、 長野県安曇野市のラーメン屋、「志那そば ゑびすや」。 これがまた美味しかった。 自家製の麺は中太の縮れ麺が唇をほどよく刺激してくれて のどごしはつるりと、もちもちの食感。 スープはあっさりさっぱりの…

肉祭りとちょっとオシゴト

今日は、那須時代の友人の元へ。 大田原市「ボヌール」でランチ。 栃木県内では有名な、ステーキ「クローバー」の姉妹店とか。 メインは肉や魚から選べるのだけれど、久々の肉チョイス。 だってハンバーグが美味しいと有名なんだもの、食べてみない訳にはい…

新大久保、鍋紀行

大学時代の旧友との再会。 場所は、私のたってなる希望で、新大久保。 特に韓流スターに興味がある訳でもないのだが、無性に韓国料理が食べたくなったからだ。 どうも韓国旅行に出かけて以来、ふとした瞬間に無性に食べたくなる瞬間がある。 10年ぶりの海外…

ちょっと一息のつもりが…

とりあえず、ブログを休んでいた時の過去をさかのぼって書こうと思う。 とある日の事。 都内在住のネイリストの友人と待ち合わせが新宿で20時。 電車で赴いた私は、随分と早目についてしまい、 ウィンドウショッピングなぞしながら待とうと思ったものの…。 …

ベーコン探訪の旅?~荻窪 ラーメン二葉~

今朝、先輩から素敵な贈り物が届いた。 それは、ベーコン! 朝届いてそれを見て決めた。 せっかくなのでベーコン探訪の旅に出ようと。 実は先日、見学させて頂いた、ハム・ソーセージ・ベーコン屋さんの店主さんが 修行したという都内の店に訪れてみたかった…

南の国に想いをはせながら~パッションフルーツ~

たわわに実る、この緑色の果実は、「パッションフルーツ」 まだ緑色だが、これから熟して赤紫色になると自然とぽとりと落ちる。 そもそもパッションフルーツといえば、亜熱帯の植物。 国産のものを買おうとすると、沖縄だったり種子島あたりで採れたものを取…

嘘みたいに苦くないゴーヤジュース

ゴーヤが溢れている。 うちではゴーヤは作っていないのに、土地柄、そして季節柄、あちこちからゴーヤが回ってくる。 チャンプルーをはじめとする炒め物に佃煮、サラダとあれこれ作ってもそろそろ持て余す頃である。 ゴーヤは苦い。口が曲がる程苦い。 これ…

浅草橋そぞろ歩き その3~浅草橋 焼きカレー ストーン~

浅草橋のぶらり珍道中もいよいよ終盤。 畳屋のおじさんに突撃リサーチをした所 「浅草橋でストーンを知らない人はいねぇっ。喫茶店じゃなくて焼きカレーの店だよ」 そんな、べらんめえ調でご紹介頂いたお店に、行ってみる事にした。 迷子になった私。 ちゃん…

長野旅行 その2 昼食編

長野といえば、「そば」。 というわけで昼食は、蕎麦屋に行く事にした。 行った先は、蓼科から茅野方面に少し山を下った所にある「みつ蔵」さん。 (ちなみに山を降りたら、からりと晴れた。さすが雨女の私) 着いてみたら、車を止める場所すらない。 訊いて…

油揚げピザ

実は、母の知人に豆腐屋さんに知り合いがいる方がおり、 その方より油揚げの久助(いわゆる訳あり品)を大量に頂くことが多く、消費に困っていた。 そのまま焼いて、いなり寿司にして…などなど食べたら美味しいのは分かるんだけど レパートリーがないと何と…

保存食づくり~梅干し~

梅25キロ。 焼酎と塩とに漬け込んだのが梅雨時のこと。 今日から三日三晩、天日干しである。 午前と午後とで、一粒一粒表と裏を返してまんべんなく日に当てる。 なぜ夜取りこまないかというと・・・夜露に当てるとふわりと仕上がるんだそうな。 昔の人からの…

ヒスイ色の夏の恵み~ジェノベーゼソース~

バジルが随分とわっさり生えたもので…収穫。 収穫したものは何になるかって。 バジルをベースにして、 松の実、にんにくとオリーブオイル、塩、パルミジャーノ(チーズ)を順に投入し混ぜて、 手作りジェノベーゼソース。 それぞれ目分量で、フードプロセッ…

特別なお酒

私は周知の通りだが、お酒が好きだ。 日本酒以外なら大抵何でも飲める。 やっぱり麦で出来たこの飲み物が一番好きかもしれない。 今日は、泡の具合がイマイチである。 でも…毎日は飲まない。 健康の為に? いや。そういうわけじゃない。 多分、お酒を飲む瞬…

夏の収穫をいただく~じゃがいも~

暑い中、堀り堀り、じゃがいもを収穫。 小粒のものたちだけを集めて、茹でて、アツアツにアンチョビバターを付けて。 じゅわりとあっという間に溶けていくバターとともに一口でぱくりっ。 …おひしゅふござひまふ(美味しゅうございます) 我慢できずにつまみ…

謎の野菜、現る

みたこともないお野菜を頂いた。 きゅうりの類という話なのだけれど…きゅうりよりも…でかい!ものすごいでかい。 ひょろりひょろりとした形状、しわしわの皮。 釣り針?蛇? 私の足のサイズ、22.5センチ。それと比べても随分と大きい事が分かる。 この野菜の…

積もる話に絶品ピザを食べながら~軽井沢 en boka(エンボカ)~

長野時代の友人と軽井沢でランチの約束。 訪れたのは、軽井沢の「en boka」(エンボカ)さん 軽井沢で、ピザが美味しい店、といえば真っ先に名前が挙がる店だ。 場所は、エルミタージュタムラさん、離山房のある道の中ほどの小道を入ったところ。 大きな看板…

東京酒場紀行 その2~六本木 side two~

六本木なんてご縁がない場所だった。 夜の街というイメージの通り駅に降り立ち1本路地に入ると、客引きのお兄さんがうろうろ。 そんな中、一人店の名前と地図を手に、捜し歩く私。 駅から徒歩2分の場所にあるというのに、それでも店の場所を探せない私。 3…