高円寺酒場放浪記～焼き鳥 大将本店～

所用で高円寺へ。

高円寺の南口を降りたら、いい感じの居酒屋が絶賛営業中だった。

これは帰りに寄らねば…。

いやいや緊縮生活を強いられる中で、そんな簡単に誘惑に負けてどうする？！？！

と、用事を済ませる間、葛藤した挙句…。

 

「ま、いっか」という安易な結論。

ぬっこの意志、ものすごい軟弱である。

 

というわけで、吸い込まれるように焼き鳥「大将」へ。

どうやら、高円寺では知られた居酒屋のようで、二号店、三号店まであるらしい。

今回は本店の利用である。

 

まずは当然生ビール。

一人呑みだが、今回は無事に引っ越しが済んだお祝いという事で。

かんぱーい。

（と写真を撮る前に既にぐびぐび行っている）

 

頼んだのは、シロとハツ。

実は私、焼き鳥屋でも実際鶏肉よりもホルモン系の方が好きだったりするのである。

 

シロの独特の食感とともにじゅわりとしみ出る甘い脂に顔がほころぶ。

幸せ～～

 

そして、煮込み。

煮込みは白みそ仕立てのあっさり味。

どうもあっさりしすぎていて、もう少しこっくりした味の方が好みかな。

でもこのネギタワーの高さったらない。

 

高いビルを形容しようとして、考えて思い浮かんだのが「タワーリング・インフェルノ」

138階建ての超高層ビルが火災になるという1975年のパニック映画である。

あれ小さい頃見てうなされたっけ。

なんせ日本語に訳したら、「そびえ立つ地獄」だもの。あーこわこわ。

でも普通今、高いビルを形容しようとしたら、「スカイツリー」だろうに。

私の想像力というか語彙の古さに、自分でも驚く。

そんなことを考えながら、あっさり味の煮込みをビールで流す。

 

最後にもうひとつ焼き物を頂いてから失礼しようかしら。

というわけで、砂肝をチョイス。

選択がどうもオッサン臭い。仕方ない。女子の皮をかぶったオッサンなのだから。

 

はぁ。ごちそうさま。

それにしても鄙びた居酒屋を見ると吸い込まれてしまう脆弱な私の意志っていったい…。

 

そしてまたマクドナルドに戻ってきて、酔いざましにコーヒーを頂きながらの更新。

てへへ。

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焼き鳥　大将

杉並区高円寺南4-27-9

03-3312-1047

※JR高円寺駅南口より徒歩1分