ウマじゃない!

台湾からの国際電話。片言の日本語での予約。
どうやら台湾の旅行エージェントからの予約で、お客様は日本語を話せない。
電話口は三者通話になっていて、
私が話した内容をエージェントの担当者がお客様向けに台湾語に訳している。
ゲストの名前や予約は担当者が話す片言の日本語をなんとか聞き取って取ったけれど、
不安なので確認書を国際電話で先方にFAXしてみたら、
部屋タイプすらうまく私は聞き取れていなかったみたいで
ゲストが希望したものとは間違っておりさらには名前のスペルも間違っていた。

エージェントは『馬』さんマーさんと読むらしい。
馬と書いてマーですと相手はおっしゃっていたみたいだが、うまく聞き取れておらず、
混乱気味の私は、気取った声でご担当はホースの『ウマ』様ですね、と私。
一瞬沈黙・・・あれ?あれ?
マー様苦笑で言い換え、何となく意味を察したゲストも電話口で笑っている。
罰の悪い私も思わず笑う。というか笑うしかない。
日本語すら聞き取れなくてごめんなさい。

とりあえず最初にノーバディー キャン スピーク イングリッシュ と
オッケーとオールライト、とアイム ソー ソーリー としか話さずに
後は日本語で押し切って予約を取った私。

本当はもうちょっとホスピタリティーあります。
本当はもうちょっとまともに用件を聞けます。
そう思っても多分先方の台湾エージェントは、
この日本語しか話せない担当者はとんだ大馬鹿野郎に違いないと思っているだろう。

・・・相変わらずである。