決意表明

今日で1ヶ月間の予約出向が終了した。
環境への適応って凄いなぁと思うのだが、
最初難しいと思っていたシステムの操作も慣れてしまえばなんてこともないし
電話特有の話すペースや勘も気がつけば元に戻っていたし
過去に予約で1年働いていたという経験は
多分ここの予約でのルールを覚えた頃からなんとなく生きたような気もする。
慣れた頃に出向終了、というお約束なのだが。

明日からは本格現場復帰である。

結局出向の時間が長かったせいで大した研修も出来ず、
ここのフロント業務を習得出来ないまま、隊長になろうとしている。
早番で朝、出勤してまず何をすればいいのか?
何か不具合がある状況での会計修正はどうすればいいのか?
・・・分からない事すら分からない。
だが、日にちは刻々と迫り来るしあと何日か寝たらぶっつけ本番ひとりだちデビューである。
当然不安。
カレンダーを見るたびにちょっとだけ憂鬱だ。

今まで、私は5年間フロントにいた。
だから会計のチェック漏れで最終的にどんな不具合がおきるのか、
指示をうまく出せないことでどんな混乱が起きるのか
容易に予想がつく。だから余計に怖い。
前職でフロントでチャカチャカ動いていた私を知っている人たちからは
想像もつかないかもしれない。
だけど環境が変われば、ルールもまた変わる。
やっている仕事は同じでもシステムも環境も人も、そしてやり方も違う。
これまでの経験が生きるのは、予約出向の時もそうだったけどその環境でのルールに慣れてからだ。
まずはルールになれる事。そのルールが多少違和感を感じるものであっても、だ。
変えるのは知ってからでいい。
慣れれば自ずと問題点だって見えてくるし、どう変えたらいいのか、
どうしたらいいのか、きっと霧が晴れる日が来るはずだ。

今は五里霧中だけど前に進むしかない。
過去の経験にしがみついてはいけない。
ここでは私は明らかに半人前なのだから。変なプライドなんて要らない。
半人前隊長の決意表明。