伝説のジャコリスト

今日から現場復帰だが、今日はフロント業務ではなくいつもどおりのチェックインと夕食係。

夕食の営業が終了すると、
厨房のコンクリート張りの床をデッキブラシで洗剤を撒いてゴシゴシ洗う。
このゴシゴシ洗う作業でブラシで床をこする音がジャコジャコ、という音がするせいで
床掃除の事を内輪でジャコるという若者言葉みたいな変な言い方をしている。

入ったばかりの頃は毎日床掃除をしていたのだが、最近はとんとご無沙汰だった。
この床掃除をしている私の姿を見て、みんな大笑い。
ただこするだけでなく腰を入れて膝のクッションを利用し全体重をブラシにかけ、
一心に床と向き合いゴッシゴッシとものすごい勢いでこすりながら後退していく姿が
他の誰にも真似出来ない、ある意味でかなり変な動きだからだ。
本当は入って1週間ぐらいの頃、自分の掃除の仕方について駄目だしをされたのが悔しくて
やけっぱちになってワシワシ磨いていたら今のスタイルになってしまったのだけれど・・・。
でも私はそんな変な動きでも多分誰よりもキレイに床磨きする自信がある。
だから笑われても気にしない。
というか、必死にやるうち気がつけば誰も私のおかしな動きに対して文句をつける人はいなくなった。
入ったばかりの女の子が撫でるように床掃除をしている姿を見ると、
なぜかいつも私の話が出て、その姿を見習え、と。
とはいえ、そんな必死に床と向き合う人、他にいないが。

来月からフロント固定業務なので、夕食接客にはほとんど入らなくなる。
だから当分これからやる機会がなくなるのでせっかくだからやっておこうと。
やっぱり久々に私が床磨きをすると、その姿にフロントまで聞こえる程皆で大爆笑。
もともといじられキャラの私。
悪い気はしないので、皆で笑いながらジャコジャコこすりながらワイワイ掃除。

やっぱり現場でみんなで仕事をするのが楽しい。