相変わらずとんちんかん

台湾からの団体。
ほとんど団体予約が入る事はないのだがたまには受ける事もある。
彼らはほぼ英語対応だが当然私は話せない。
チェックインを担当したが、幸いにも片言の日本語が話せる人だったため、
フロ、メシ、クルマ、ムカエ、デンワ・・・日本語単語でなんとかご案内。

が。国際電話がかけられないとフロントにいらしたお客様。
困っているので英語でまくしたてる。
応える術はないが仕方ないので一緒に操作してみる。
お客様が持った電話番号を一緒に復唱しながら、
ゼロ、ゼロ、ワン・・・エイト、シックス、シックス・・・、シックス、フォー
・・・あれ?5だけ日本語だし。慌てるとそんなレベルである。
困りながらもなんとか電話を繋ぐことに成功。
日本語なら大した事のないやりとりなのに一苦労。

もっとも日本語で話していても何かがおかしい。
日本人のお客様を部屋まで送迎していた時に、
暗闇に光る目。何か小動物が横切った。イタチか何かだったらしい。
それを見て興奮するお客様に、『あら、何かケモノがおりますね~』
っていうかケモノって。
お客様一瞬の沈黙の後で大笑い。死ぬほど恥ずかしい。
飼っていたプレーリードッグの壊ちゃんの事を自分でケモノ、ケモノと
ふざけて呼んでいたせいでどうも小動物を見ると、ケモノと呼んでしまうへんな癖が付いていて
ふと口を出てしまった私。

いずれにしろとんちんかんであるには間違いない。