何故反論しなかったかって?

今日は夜担当するシフトのスタッフが1名体調不良で休み。
本来私を含み4人で夜のフロントを守るはずが3人しかない、ということ。

仕方ない、やるしかない。

そう思いながら、送迎や電話の対応に追われていたが
やっぱりピークを迎えて飲み込まれそうになる。
送迎や遅い時間のチェックインが重なって私以外誰もいなくなった。
そして、新たに送迎依頼が2件。戻り時間を逆算してもやはり結構待たせてしまいそう。
仕方ないので夕食責任者に応援。

『暇そうに見えるけど、どうして回せない(もともといる自分たちの人員で手配出来ない)の?』と心無い一言。
なんてことを言うんだ、とカチンと来て言い返そうとした言葉を飲み込み、
1名欠けててその分の人が足りないんだ、協力してくれないかな、ともう1度依頼。
渋々了解してもらいその場は終了。
でも、後からその心無い一言を言ったその人は、
多分私の言葉を理解してくれたようで
依頼したその場の応援だけでなく、フロント人員として完全に1名貸出してくれた。

でも後から沸々と湧き上がるさっきの言葉・・・暇そうに見えるって?!
戻ってきたフロントの別のスタッフに暇そうだなんて全く心外だよ、と愚痴ったら
何故その場でやり合わないんだ?と。自分ならきっとその場で言い返して訂正させてる、と。

私は争いごとは嫌いだ。
そこでの私の言い分は結果飲んでもらったし本当は結構大変だった状況は理解してもらえた。
結局相手だって、酷い事言ったなってきっと思ったから人を工面してくれたんだと思う。
そこで言葉じりを捕まえて相手に訂正しろ、と食ってかかったって
私は相手に対して吐く感情的な言葉を後できっと後悔する。
言い争いって自分もダメージを受ける。それがなによりも嫌。
嫌な気分で仕事をするのは嫌だし、
何より自分で後悔するような言葉は最初から言いたくないんだ。

それって間違ってるんだろうか。
自分のプライドを守るための反論なんて無為に思えるんだけどな。
そう思うなら最初から愚痴るな、ということかもしれないけど。

いずれにしろ、お互い助け合いだと思っている。
人を工面してくれてありがとう、と、
私は自尊心を守るための言い返す一言より、
助けてくれた相手への感謝の一言を言いたい。