雪道を最初に走る日の儀式

ちょっと山を降りる用事があった。
用事が済んでそのまま元来た道を戻るのもなんだか惜しい気がして
(それだけ最近出不精になっているらしい)
何となくそのまま高速に乗ってしまった私。

天気予報で雪だって言ってたな・・・というわけで雪を見に行く事にした。
相変わらず動機が怪しい。

目指すは長野県北部。
長野ICで高速を降りたが大して土地勘がある訳でもないので
何となく足の向くまま気の向くまま・・・気付けば一路戸隠へ。
行き先には低く立ち込めた雪雲。上がるテンション。
そしてそこには美味しい蕎麦もある!

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案の定途中からは見事な雪景色。
戸隠中社の大きな鳥居も真っ白。
この時期は当然オフシーズンなので、
お店もほとんど閉まっているし
夏とくらべるとかなり閑散とした感じ。




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誰もいない雪が積もった場所で、
でたらめに走ってぐるっと一回り。
毎年シーズン最初に雪道を走る日の恒例行事だったりする。
雪道で滑らないおまじない。
もうずっと前になるが・・・
以前大きなスリップ事故を起こした事があった。
その次のシーズンに新しいタイヤを履きたての大雪の日に
わざわざ真夜中にスキー場の広い駐車場に出かけて
誰の足あともついてないふかふかの白銀の駐車場で
グルグル回って滑る事に慣れる練習をした。
その年は何事もなく雪のシーズンは終了。
もう今更雪道が恐いとは思わないけれど、何となくこの儀式めいたものだけ残っていて
毎年雪のシーズンになる最初に、積もった雪の中で車を滑らせながら一回りするのが
私の事故らないジンクス。

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それにしても墨絵みたいな景色。
霧の向こうには勇壮な戸隠連峰が見え隠れ。