寒いのになぜかあったかい気分

昨晩から空から落ち始めた雪。

実家から軽井沢への帰り道、強い雨が降りしきる高速道路。
標高を上げて気温が下がるとともに視界に白いものが混じり始めて、
雨が窓に打ち付けられるバシャバシャ音が完全に消える頃
気付けばあたり一面雪景色。

なぜだか雪が降ると嬉しくてたまらない。
深夜家に着いて荷物を車から降ろした後、そのままてくてく散歩。
でたらめに足あとを付けながらウロウロ。
ただの不審者だ。
しんしんと降る、という表現があるけれど、
雪が降る時ってどうしてこんなに静かなんだろう。

イメージ 1
早朝の雪景色を期待しつつ眠りについたのだけれど、
その静かに降り積もる夜とは一変して
朝、ガリガリ、バサッという大きな音で眼が覚めた。
久々に帰った私のために
家や車の周りの雪かきを大家さんがしてくれていた音。
柔らかいうちにきちんと雪かきをしておかないと
カチカチに凍って解け残って危ない。
そっと済ませておいてくれる大家さんに感謝。
寒いはずなのになぜかあったかい気分。


そして昼間あったかいお日様がフカフカの雪を半分ほど溶かし去った。
冷え込みでフカフカだった雪はカチカチに凍りつく。
軽井沢が氷に閉ざされる季節がいよいよやってくる。