正座して反省する

ここに書かない数日間、いろいろな事があったが
おいおいそれは書いていくことにして。

今日軽井沢に帰ってきた。
毎日アメダスの気温を見て軽井沢は今頃こんなに寒いんだぁ、と
のほほんと実家で暮らす事2週間ほど。
家に帰ってきて、唖然、愕然。

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シンクが全面結氷!
んぎゃっ!
見たこともないおっきな氷の塊。
叩いても、何をしてもどうにもならない。
悪夢だ。





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やかんでお湯をわかしてかけたら
そっくりそのまま剥がれた。
重いのなんの。
なんじゃこりゃー。

気を取り直して、まずは手を洗って・・・と思って洗面所に行ったら、
洗面所の水がシンクになみなみとたまっている。
どこをどうして水が出たのか分からないけど、
溜めた覚えもないのに、とにかくなみなみと溜まっている。
しかも流れない。
どうやら排水管が凍ったらしい。
お風呂も同様。
水道自体は凍らないように部屋の中まで電熱線が巻かれているので、
水もお湯も出るのだが、外の排水パイプが凍ってしまった。
こりゃどうにもならん。
排水されずにシンクにたまっていく水。

うちの大家さんは水道屋さんだ。
20時を過ぎてもう布団に入ろうとしていた大家さんだったが
助けを求めたら急遽見てくれることになり、
更に近所の家業を継いだご子息も呼んでくれて
解氷作業を開始。

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作業中の様子。
室内の配水管をドライヤーで暖めてみたけど、駄目。









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シンクにたまった水をポンプでバケツにあけて、
最終的には家の中の蛇口にホースを繋いで、
それを窓から出して熱いお湯を直接外の排水パイプに
じゃんじゃんかけて溶かす作業。
排水管が凍ったのは、
外の排水管の出口であるトラップを掃除しない
大家さんが悪い、とお怒りのご子息。
あ、それ多分私がやらなきゃいけなかったのかも・・・
悪いのは私。
そもそもそれ以前に水抜き作業も何もせずに
この寒い時期に長期間家を空けたのは私。

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そしてこのときの外気温は、マイナス10度ほど。
テーブルに置いたままのグラスの水はこんな具合。
何か手伝える事はないか聞いたものの、
大丈夫、座っててください、とのこと。
親子で寒さの中黙々と作業を続ける大家さんたち。
手持ち無沙汰な私は溶け始めたグラスの氷を
クルクルいじっていたのだが
やがてリビングの隅っこで居場所をなくして
正座してうなだれる。
ごめんなさい、面目ない、すいません、反省します。
だけどこうなってしまうと私に出来る事は何もない。
立つ瀬がない、とはこういうことを言うんだな。

そして1時間後。
ゴボゴボッという音とともに排水管、開通!
いやぁヨカッタヨカッタ、と晴れやかに2人とも帰っていったけど、
本来この作業を業者に依頼するとびっくりするほど費用が発生するのだとか。
重ね重ね申し訳ない。
実は家が間違いなく凍っているから
早めに帰るべきだという進言をくれたのは
同じ長野県内に住む姉だった。
いろいろな人に助けられて、私は生きている。
誰に感謝してよいものやら。
感謝してもしきれず。
ありがたやありがたや。

しばらく更新しませんでしたが生きてます^^