不動産屋さんについて思うこと

私の場合、住む地域が限定されたり、明確に物件の条件を自分で決めていたりして
最初からかなり選択肢がない状態まで絞って探しているので、何ともいえないけれど・・・。
本当は、個人より大手の不動産屋さんの方が安心なんだと思う。

当然といえば当然だが。

個人の不動産屋さんは『特約事項』と称して無茶な条件を付けている事がある。
今住んでいる物件の畳1畳、1年当たり600円という不思議な値段。
私の場合1年以上2年未満、8畳なので、600×8×2=9600円
畳代として退去時に費用として払うことになる。
一般的にはあり得ない話だけれど、不動産屋が決めた特約事項なので
支払わない訳にはいかない。

そして、今回も個人の不動産屋さん。
物件見学の時点で、とんでもない状態の部屋を見せたり、案内する部屋の場所が分からなかったり
挙句の果てに持っていく鍵を間違えていたり・・・最初から不安材料満載。
不動産屋さんとしては間違いなくダメダメだ。

だけど、首都圏や住宅地ではなく、
一般的に常住する場所ではなく、リゾート地で探している私。
結局、今の家も入居時にいろいろ不安材料はあったけれど、
大家さんはとっても素敵な方たちだったし、家だって不満はものの見事に一つもない。
転職がなければ、ここを離れる理由は一つもない。
むしろ、総合してここを超える好条件の物件はない、とも思う。

それでも、住めば都、とは良く言ったもので、
結局のところ自分が納得して選べば問題はないのだろう。
実際、新しい生活に伴うこれから数週間の間にこなさなければいけない、
面倒な手続きや引越しの事をすっ飛ばして
私の頭の中では新しい部屋のどこに何を置こうか、と考えてにんまりしてたりする。
(軽い現実逃避ともいう。)

家を借りるということには、契約がつきまとう。
つまり私の場合今回は解約と契約・・・。
面倒な賃貸契約書、すみからすみまで読みつくさないと。
それに伴う費用だってとんでもない金額。
そして引越しの荷造りと荷解き。生活するための沢山の手続き。
それはヤドカリの道を選んだ私に課された試練。

大丈夫。結果はきっと吉に還る。
今までもずっとそうだったから。