物件を選ぶ上での障害

私の物件選びの中で最も障害になること。
それは遮音性が高いこと

何故そんなにまで神経質になるかといえば・・・。
自分が周囲の音が気になるのではない。
私が周囲にご迷惑をかけてしまうからだ。

私の生活は朝は早い日は早いし、遅い日はものすごく遅い。
非常に不規則だ。
自分で言うのも変な話だけど生活騒音は、公害だと思う。
例えばそれが毎日続けば、我慢が出来る事も出来なくなってしまう事も多い。

洗濯機の音やテレビの音、足音、掃除機の音。
カーペットの粘着テープのコロコロの音。
生活パターンがおかしな私の場合、自分自身が気をつけても、結局迷惑をかける羽目になる。
例えば洗濯機や掃除機は深夜に使わないようにしても、
やっぱり足音や床に物を落としたりする日常の音で避けられない物、
自分自身では気付かないものも多い。
(別に楽器を弾いたり、大声で毎晩叫んでる訳ではない)
夜寝るのが早い1階の住人から天井を突かれたこと、苦情のお手紙を頂いたこと、
不動産屋さんからご注意をいただいたこと。
今までもう何度となく周囲にご迷惑をかけてしまっている。
その逆に幼稚園に行きたくないと毎朝ぐずる子どもに対して、急かしがなり立てる隣人の声や、
よなよなパチスロを攻略しようとパチスロの機械を家に買ってまで頑張るお兄さんの電子音に
不眠症になりかけた事もある。

間取りよりも予算よりも、遮音性が・・・というのが条件があることで、
9割の木造アパートはまず紹介されない。
最初から条件に付けてくる事で、不動産屋さん側でもトラブルになりそうな物件は紹介したくない。
当然のことだ。
だけど、それは仕方ないことだと思っている。
鉄筋コンクリートのマンションか、一戸建て、またはそれに近い形のアパート。
それが私に残されたわずかな物件。

テルマンが会社借り上げのアパートや寮に住む、というのは
そういう生活騒音の面でも、理に叶っているかもしれないな、と思う今日この頃。
みんな不規則な生活の人ならお互い様、というわけ。
そんな中で、かたくなに毎回個人で探しながらも
私がどうにかこうにか物件を見つけられているのは、
ある意味で奇跡に近いのかもしれない。