免疫力という名の図々しさを身に付ける

福田首相に似た業者さんとのランチミーティング
おそらく母と同じぐらいの歳の方だろうか・・・。
たまたま同郷の方だったので、地元話題に花が咲き、
そしてあれやこれやと資料を見せていただきながらお話を聞かせて頂いた。
こんな若造に丁寧にお話頂き、他のホテルの動向や
また趣のある旅館のお話などいろいろ面白い話も聞いてのあっという間の2時間。
私の中で資料作成に足りなかった部分のお話を聞けたりして、
欲しかった情報はこれこれ!という感じで、収穫の多い時間になったかしら。
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ちなみに今日の戦利品は・・・計算機!







先日沢山買い込んだ舶来物のシャンプーや化粧品類をサンプルに渡そうと思い、
途中買い込んだドーナッツを手土産に、それらの担当の同僚の家を訪問。
モシャモシャとドーナッツを頬張りながら、
営業の方の売り込みの常套句や、押しの強さについてあれこれ語り合う。
担当は違えど、あれこれ選定するのに製品を見せてもらったり説明を聞いたりするのは同じ。
同僚とはお互い若造同士、業者さんは大抵年齢層は自分たちよりも上だ。

他社を悪く言うことで自社製品をよく見せようとする方もいれば、
どれだけ大手へ納品をしているかなど自社のネームバリューを誇示するタイプの方、
製品の良さを淡々と語る方、親切そうに見えて強引に売り込もうとする方・・・やり方は人それぞれだが、
私はそういう営業の方々のやり方をどこか冷めた目で見ているように思う。
相手の歳が上だろうが下だろうが、男性だろうが女性だろうが正直あまり関係ない。
先方はこの生意気な若造が、(どうしよう、そもそも若いと思われてなかったら・・・苦笑)と
内心思っているかもしれないけれど。
そういう状況に対しての免疫力みたいなものって、どこで付いたんだろうか、と
ふと考えてみて、思い出した。

引越しである。
先月の初旬、引越しの見積もり合戦であちらこちらの引越し業者さんに
自宅に来てもらい、荷量の見積もりを依頼をしたが、
あーでもない、こーでもない、こっちはいい、あっちはダメ(?)と
あれやこれやと比較検討した事で、知らず知らずのうちに慣れたのかなぁ、と。
誇張や矛盾があればその部分を失礼のない程度に突っつくし、興味があれば素直に聞くし・・・。
まさかそんな事が仕事に役立つなんて思わなんだ。
相手もお仕事なので、どうしたら製品を買ってくれるかを考えて、売り込むプロだ。
だけど、私はその相手を買う(当たり前だ!)訳ではなく、製品を買う訳で。
相手の言葉が全てではない。
それが本当に適したものなのか、合ったものかを考えるのはこちらだし、
きちんとそれらを見るためには、相手の言葉を聴くだけでなく理解する知識も養わないといけない。
・・・とはいえ、システム会社の方とシステムの話やらネットワークの話を
さも知っているような口ぶりで話し、こんな風に出来るかと問うたりアドバイスをもらったりしても、
一向に自分のパソコンの実際の無線LANの設定は出来ないのだけれど。

そもそも、現場の私が営業の方のやり口を見ながら駆け引きをする事になるなんて思わなんだ。
何がどう役に立つかなんてわからないものだ。