居酒屋でちょっと一杯

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行きつけの飲み屋さんになりつつある近所の居酒屋さん。
おっ今日は早いね!なんて声かけしてもらうと、
何だかちょっと常連気分で嬉しかったりして。
今日のお通しは、つぶ貝の酢味噌和え。
近くのススキ野原の奥の山で今朝採ってきた
ワラビのおひたしをサービスしてもらってご満悦。
旬の山菜は美味しいこと、美味しいこと。
この辺りの山菜、根こそぎとってしまう心無い人が増えているらしく
年々減ってしまっているとか。
どこの山でも悩みは一緒だ。

メニューは入荷によってよく変わるけど、
どれも美味しくて今日は常連さんでいっぱいだった。
1人カウンターでおつまみを並べてあれこれ考え事をしたり
飲み屋のオバサンやオジサンと他愛もない雑談したりしながら
気付けばあっという間に時間が経っていた。

1人で飲みに行くなんて寂しいという人もいるけれど、
そういえば私、『寂しい』って思う事ってあんまりないなぁと。
だって内輪の話が出来る人は周りに誰もいないけれど、
オジサンもオバサンも他の常連さんも沢山いて、面白い話が沢山聞けたり、
新たな発見があったりもする。
知らない人と話をするのは結構楽しい。
個人的に知り合いになるほどの繋がりを持つ訳ではないけれど、
話す上で人との距離のとり方の練習にもなるし
話をしていても世代も環境も違う人たちの意見や話題は
意外性があったり勉強になったり。
(酔っ払いのやりとりは見ていても飽きない笑)
そういうのって、都市部のお店とは違うところ。
いつの間にかみんな知り合いになっている。

そういえば今日業者さんからかかってきた電話を切った後で、
同僚に『今のは知っている人だったの?』と聞かれた。
いいや、今日初めて話した人だ。
相手が冗談じみて返してくれたのでそれに乗っただけだ。
どうやら私は初対面だろうが何だろうが気にしないらしい。
垣根はない方がいい場合も多い。
こうして近所の居酒屋に通うのも
この土地に馴染むための方法の一つだったりもするし。

締めは家に帰ってから燻製しょうゆの卵かけご飯。
飲んだ後にはこれが一番。