救命救急の講習を受ける

救命救急の講習を受けに消防署へ。
少ない人数でのオペレーションになるので、
そういった講習も皆が受けないといけない。
そして施設ではAEDを置く予定もあって、その研修も兼ねてである。

そういえばかつて、新入社員時代に受けた事があったっけ。
だがもう何年も前の事で忘れてしまったし時代とともに事情も変わる。
今は口元に出血を伴う怪我があるときは人工呼吸はしない、とか
心臓マッサージという呼び方でなく胸骨圧迫(きょうこつあっぱく)という言い方をするとか、
細かい点でも昔とはちょっとずつ変わっているような気もするし、
何よりもAED心室除細動器)の使い方が講習の中に盛り込まれたこと。
電気ショックを一般的に使うようになるなんて10年前は思わなんだ。

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今回の傷病者役はアニーさん。
昔、教習所だったか会社の講習だったかの時も
アニーさんだったように思う。
このアニーさん、呼吸もしていないし、心停止の状態。
結構重篤である。
何やらこの暗めの照明の具合からは、
妙に恐い感じにも見えるが。



顔面蒼白。
口も半開き。

しかも・・・

足もクニャクニャである。

こりゃ大変だ。いかにも具合が悪そうである。

傷病者発見!周囲の状況良し!大出血なし!と指差し確認をして
アニーさんの元に近寄り、粛々と処置開始。
身体の中には風船が入っていて
人工呼吸がうまく出来るとちゃんとお腹が膨らむ。
だけど、鼻をちゃんとつままなきゃと思うばかりに爪を立ててしまい、
これが実際の人だったら
随分と鼻痛いだろうなぁ、なんて思ってしまった私。

みっちり4時間講義を受けて、効果測定を受ける・・・はずだったのだが。
講習に来たのは私と同僚、そしてどこぞの施設の方1名の計3名。
しかももう1人は途中で帰ってしまったので、後半私と同僚の2人だけ。
人数も少ないせいか予定時間よりもずっと早く終了してしまったので、
救命救急士さんの持っている上司に対しての鬱憤話や、
実際の救急の場で困った話、普段の息抜きについてや
この辺のタクシー代行事情なんかの話(全く講習とは関係ないじゃないの!)で
40分以上大盛り上がりのまま、無事に終了。

講師としての顔ではなく、この救急士さんのお人柄が垣間見えて楽しかった。
家もご近所さんの様子。
多分夜間の病院事情が宜しくないこの土地、
おそらく今後あれこれご相談させて頂くことになろうかと。
以後よろしゅうに。

・・・って、いつも私関わる人関わる人、こんな状況になることが多い。
別に会話の脱線を誘発しているつもりもないんだけどなぁ。


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救急車が到着するまで、どうやら私の土地では10分以上かかるらしい。山だもの、しょうがないのだが・・・なにかあったら大変。