ダンボールと格闘

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片付けても片付けてもまだまだ届く、備品たちの山。
写真は片付け真っ最中の様子。
廃屋写真ではない。
たった7室のホテルだというのに
つくづく実際に必要になる備品の量は膨大であることに驚く。
ぞくぞくと届く小物、電化製品、その他諸々・・・。
昼間、延々こんなダンボール達を前に、
3人で不毛な戦いを続けていた。
綿棒1万本!靴磨き4000枚。ヘアターバン沢山。
こんな中身だけ確認すればいいものも中にはあるのだが。


そういえば、千葉県の夢のネズミの国のホテルも7月上旬オープンだとか。
数百室分の荷物ってどんな量なんだろうねぇ、なんて話をして
それらのダンボールの山を想像して身震い。うわぁ考えたくない。
(もっともそれだけそれに関係する人数も沢山いるんだろうけど。)
地道に開封し、山積みのダンボールをひとつひとつたたんでまとめる作業。
インターネットの開設のために業者さんが何人かいらしていたのだが
ゴミ袋に詰めるためにおかしな掛け声をかけながら、
まるでムエタイの技みたいにして発泡スチロールを粉砕。
実はあれこれやってみた結果これが一番効率がいい・・・(掛け声は邪魔だけど)

重い荷物を階段で3階までまるで運動会の二人三脚みたいに
元気に掛け声をかけながら運び、
歌い、笑い、さらにはものまね合戦をし・・・
きっとただの馬鹿だと思われているに違いない。
いやいや、ちゃんとてきぱき手は動いている。

とにかく終始力仕事でみんな汗だく。
決して楽な仕事でもないし、キレイな仕事でもないけれど、
それでもだんだんこうして手作りホテルが出来上がっていく。
みんなそれが楽しみでたまらないんだと思う。
勿論私も含めて。

そして片付けが一段落して夕食に出かけ、戻った後は館内のBGMの選定。
有線は設置していないので、どんな音楽が建物に合うのかCDをかけてみる。
と言ってもただの思いつきなので、別段用意した訳でもなく
それぞれの車に入っていたものを持ち寄っただけのことで本格選定という訳でもない。
ただ館内音響がうまく動作するかのチェック。

で、実際に流してみたのが・・・
懐かしいドラクエサウンドトラック
(なぜそれがそこにあるのかは謎)
アップテンポなロック
(これは片付けがはかどりそうだ、ちなみに私の雪かきのテーマソング)
シックなピアノ曲

結局一番盛り上がったのはドラクエだったけれど、まさかこれを館内に流す訳にはいくまい。

そんな小休止を挟んで(・・・ってもう夜だったのだが)
いよいよメインイベント!
っとこれはまた別の話。