写真の神様が降りてきた!

あれこれやりながらふと外を見たら、もう朝だった。
明るくなって新しい1日が始まろうとしている。
少しでも寝なきゃ、と思って窓の外を見たら、霧煙る外の景色。

うわぁ、写真の神様が降りてきた。
(目の前に撮りたいものがあったとき、思わぬいい写真が撮れたときに、なんとなくそう思う。)

そう思ってしょぼしょぼした目もおぼつかない足元もすっかり忘れ、
首からカメラを下げて、ホテルを飛び出した。
行き先は歩いてすぐの高台の要塞(元の事務所として使っていたマンション)の屋上。
ここからなら建物も電信柱もない、見事な景色が一望出来る
私のお気に入りの秘密の場所。

イメージ 1
太陽がのぼってきたらきっと
この立ち込めた薄い霧は消えてしまう。
更に空の色も霧の煙具合も、刻一刻と変わっていく。
この瞬間しか見られないんだと思って夢中でシャッターを切り、
ふと我に返ったら、反対側の木々の間から
太陽がひょこっと顔を覗かせ始めていた。

すっかり朝。
・・・朝のニュースを横目に慌ててシャワーを浴びて就寝。
家に帰る時間も惜しいので、そのままホテルの片隅で。
ほんの数時間でも横になれればそれでダイジョウブ。
寝たのもつかの間。私宛の仕事の電話があった連絡で飛び起きて
またいつの間にか新しい今日が動き出した。

早起きは三文の得と似たようなもので、徹夜で仕事した朝のご褒美かなぁ。
ま、そんなこんなで終わらない1日、2日目を過ごす私。