新年早々の大騒動

あけまして ああ、あけました あけました。
ぬっこ 心の俳句(季語なし)→俳句のセンスは皆無である。

新年早々…
史上空前の大パニックだった。

朝6時前に出勤して、2階の男湯の温泉を確認したら、31度しかない!!!
ボイラーが1機故障で停止、温泉は出ているが加水用のお湯がきちんと供給されず。
最近導入した温度自動調整の機械が、災いし、誤作動して水がざんざん投入されていた。
幸いシャワーは使えたのだが。

でもこれじゃ温泉が営業出来ない!!
どどどどどどどどうしよう…!!!そして当然年をまたいで満室。
詰め寄るお客様と平謝りの私の図が頭をよぎる。ブルブルブルっ。
いやいや、どうしよう、じゃなくて、どうにかしなきゃ

温泉供給をプール並の温度に下がった浴槽に全部回し、
泊まり勤務で昼ごろ起きてくるはずの一人を叩き起こし。
その一人はボイラー室で釜じい(千と千尋の神隠しに出てきたクモの温泉釜焚きオジサン)の如く
煙を噴いてしまったボイラーと格闘。
何やらドンドンガンガン。ものすごい異音。

ボイラー復旧までに何かできないか?と。
なんとかしなきゃ。なんとかしなきゃ。

お湯の温度を上げるためには…えっと…えっと…
ひらめいた!

厨房にあった一番大きな鍋を借りて湯を沸かす。
沸騰したらそれを20リットルのポリタンクに入れ、2階まで階段で運ぶ。
またお湯を沸かす。気づけばタンクを5往復。
1℃、また1℃と上がる湯温。
ボイラーも不安定ながら回り始めて加勢。

さ、産婆さんか?私は!

そうこうするうちにボイラーが復旧。
2時間で31度だった温泉、42度。営業再開。
…髪の毛を振り乱し、必死にタンクを担いで行ったりきたり。
気がついたら8時半だった。

ひとまずこれで利用は出来るようになった。
年明け早々の大仕事は、お湯沸かしから始まった私。
2009年、波乱の幕開けである。

結局ボイラーの復旧も応急処置(かなり荒療治)なので、年始明けはメンテナンス決定…だな。
火事場の馬鹿力、とはよく言ったもので、
実は18リットルの灯油タンクを運ぶのも普段結構必死な私。
それが20リットルタンク、階段5往復。
我に帰ったら、身体のいろんなところが痛い。


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今年も宜しくお願いいたしまする。
コメ返遅れてます。すみません。おっと仕事に戻らねば。
ところで。どうしてこんなに波乱続きなんだろう。
向かい風だろうが、大津波だろうが、前進あるのみ、の私だけど。