明日から復職いたします！

明日からいよいよ、である。

今度の仕事は…やっぱりホテルだ。
住み慣れたお山からは実はたった１時間の場所。
意外と近い。

だってこの土地が好きなんだもの。

事の顛末としては、独りになってまず何をしたいか、と考えた。
その時に浮かんだのが、前々職の那須時代のこと。
私の仕事に対しての考え方を大きく変えた場所である。
その時に一緒に働いていた、上司をふと思い出した。
奇しくも近い地域で展開するホテルの支配人、副支配人をされている方。

…今頃どうしてるかな。

そう思った瞬間、そのまま電話していた。
もう何年ぶりかの電話だった。
久々の元気そうな声にうれしくなり、事情を話したら、いつから働ける？…と。

その電話から１週間もしないうちに採用の正式書類をもらい、
あっという間に動き出した、そんな感じである。
正直言えば、復帰は速過ぎるという声もあった。
常識的に考えたらそうだろう。
ほんの１カ月前、家財一式を失い、独りで進む道を選んで
それでもどう進んでいいのかも分からずに途方に暮れていたのだから。

家財を失った私のために、家財付の社宅を用意してくれて
現場でゲストを前にするよりも、一度裏方に入る方が
多分負担が軽いであろうという私の希望を１００％通してくれて、予約配属に。
（ちょうど来月末で1人辞めるという状況で、引き継ぎに来月1か月を充てられる願ってもみない状況）
給料は若干減ったものの、
手当類を考慮すると実際自分の手元に残るものはさして今までと変わりない。
そして住まいの場所も、偶然にも私にとってとても大切な場所。
何だかわからないけれど、私にとって、マイナス要素は何もない。

でも…悩んだ。
環境のマイナス要素はないけど…私自身の問題。
そもそも、自分自身の病気の問題をクリアにするには、時間が必要だ。
休め、という声もあった。
だけど、何もしない日常は、私にとって日常じゃない。

じゃぁ今何がしたいか…そう問われたら、ホテルで働きたい、そう答える。
一番したい事が仕事。どうなんだか。でもしかたない。そうなんだから。
当然、自分の後輩だ、と皆に紹介してくれた上司の顔もある。
だけど、私が私らしくいるための場所。
そこはホテルだと思ったから。

ある人はこう言った。
会社員は駒のひとつでしかない。代わりは幾らでもいるんだ、と。
確かにそうだと思う。たとえば私の足跡となったホテル。
私がいなくなっても、ちゃんと営業している。
組織とはそういうものだ。
だけど、組織で1番になることが、私にとっての目標じゃない。
私が私らしくありたい。ただそれだけ。
私にとっての日常は・・・リゾートで働くこと。

上を向いて歩こう。そう思った。
そして、一番したい事を、しよう。

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さてさて。本題に戻ります・・・

やり直しの環境は揃った。
私にとっての、人生やり直し戦は明日から始まる。

コメ返…すみません。また後日。
でもちゃんと読んでます。
ひとつ変わったこととして。
疲れたら寝ること。それを強く意識するようになったこと。
ともすると私は自分が疲れている事を忘れてしまう。
それがぱったりバッテリー切れの元凶。
だから、本当は返信したい。そう思っても寝ます。
だって明日。私にとって、初めの一歩の日だから。