研修始まる

今日から1日だけ予約センターにほど近い現地ホテルの客室研修…(のあとデスクワーク)
予約を取るもなにも、部屋タイプが全て異なる離れの部屋。
お客様の中には、どこの部屋がお勧めですか?と質問されることも多い。
そもそも部屋タイプすらよくわかっていない。
覚えられなかったら電話すら出られない。

もっとも、実際現場で働くにしてもだいたい客室清掃から入るのが普通だけど。

部屋タイプを覚えるというのが目的ではあるが、
実際に掃除をしながら…見て覚えるという感じ。
トイレを掃除し、洗面所を掃除、床のほこり取りをし…。

何やら清掃の方たちに靴下や清掃服一式をお借りしたものの、どうもぎこちない私。
しかも、相変わらずの間抜け節炸裂。
最近素でしゃべる時に、栃木弁も独特のなまり(お笑いのU字工事っぽい)に
何故か静岡弁や、更に友人が使っていた博多弁まで混じっていたりして
おかしな言葉をよく使う。
いいのか悪いのか分からないが、
それを私自身いつしか全く気にしなくなった。
とにかくしゃべりだすと、標準語とは違う。
どうも私のイントネーションや話し方が面白いらしい。
誰であっても人見知りをしないのが私の唯一の強み。
カナブンが(こがねむしみたいな背中が固い虫)いる、と大騒ぎになっている所に出くわして
そっとつかんで、外に逃がしてあげたら、手でつかむなんて信じられないと驚かれ。
(別にそんなに大騒ぎすることじゃないのに…と思う私は野性児なんだろうか)
とにもかくにもおばさまたちに可愛がっていただき、気がつけば、出身地の話に。
栃木出身だという話をしたら、
私の名前は、宇都宮!とか真岡!(もおかと読みます)とか、
何やら勝手にあだ名を付けられていた。

数時間一緒に過ごすうちにすっかり仲良くなり、
アメやら菓子パンやら、ごちそうになって帰って来た。

それにしても。いつも思う。
どこのホテルもそうだけど…。清掃スタッフさんたちの仕事への誇りは感服させられる。
グラスの向き、シンクや蛇口の水滴のふきあげまで、
全てお客様に部屋をお使い頂いて恥ずかしくない、と思えるように、
プライドを持ってやっていらっしゃる。さすがだ。
過去に働いたいくつかのホテルの歴代の清掃さんたちを思い出しながら
しみじみそう思った次第。
自分の仕事にプライドを持っている方をみると何となくうれしくなる。

見習わなきゃなぁ、と。

さて、明日から1週間、山を越えて車で1時間ほど、実は今までの行動範囲に程近いお山へ出勤。
私の行動範囲の予想がついている方も多いかと思いますが…実は今までと意外と近い所に住んでます。

お山へ行く理由はもうひとつのホテルの1週間研修。
この1週間が終わったらおそらく予約デビューになる予感。
だから覚えられるだけ、やれるだけあれこれ詰め込み研修。
ぬっこ、とにかくこの1週間が正念場。
客室清掃から、レストランまで。一通り見られるだけ見てこようと思っている。

さてはて。どうなることやら。
新しい出会いと、新しい環境、はじめまして、だらけの1週間になる。

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本日6位。順位が上がりました。
ぬっこ小躍りまでもう少し(なんだ小躍りって)

体力不足はやはり否めない。
2日目にして、早くも500円ユンケルさんのお世話になることに。
若くないんだな。