えっちらおっちら汗を流す理由

予約受けるために、少しでもお山の施設の事を覚えたい。

部屋番号や特徴が書かれた用紙を手に、部屋の特徴をひとつひとつ書き込む。
階段の段数。眺望、音。手製の敷地マップといったところ。
部屋のしつらいの雰囲気やその部屋の売り。
自分ならどう案内するかをシミュレーションしてみる。
イラスト(らしきもの)を書き込みながら手待ち時間にこつこつ作業。
この数日が過ぎたら、お山の施設を見ずに電話を受けることになる。
だから部屋

…そういえば。
軽井沢のときもそうだった。敷地マップに手書きであれこれ書き込みいつも携帯していた。
気がつけば破れてボロボロだったっけなぁ。
実際に部屋を案内するのとは違うけれど、
画面上やデータだけで案内する言葉と、
実際に見聞きし感じた上で発せられる言葉って違う気がする。

オペレーターなら誰でもできる。
だけど、丸暗記するだけだったら、
こうして清掃のオバサマたちと冗談を言い合ったり
わざわざ重たい荷物をえっちらおっちら運び、お尻モコモコの制服で
汗をかいて研修している意味がない。
そしてスタッフさん達に電話口であれこれお願いする上でも、一緒。
顔の見えない名前だけの予約さんになりがちだけど、
えてして現場サイドと予約サイドには温度差が出がちで
お願いする側と実行してもらう側の関係はひずみが出やすい。

仕方がない部分ではあるけれど、そういう裏方のひずみって
結果的にお客様の要望をきちんと叶えられなかったり誤解を生んでしまうことも。
だから、いる間は出来るだけ関係のないスタッフさんにも話しかける。
挨拶していろいろ伺ってみたり。
仕事関連でもそれ以外でもなんでもいい。
とにかくコミュニケーションを取りまくる。やたら話しかける。

そんな事を思いつつあれこれ作業をこなしていて、
ふと足を止めてみたら…あ…月がキレイ。
離れの建物がある一番高い場所のすぐ足もとに竹が数本。そして敷地の一番奥に松の木。
そして空にはおっきな丸いお月さま。
月の光にくっきり映し出されたその竹や松。
なんとも息を飲む景色。

そう。これってここに来ないと見られないし感じられない事。
そんな事を思いながら…研修2日目終了。

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ぬっこ嬉や嬉や。パソコンの前で小躍り。やっほっほい。

さて。明日もレッドブルを飲みながら出勤予定。
すみません。コメント返信は…お休み時にまとめて!