敵?味方?

あーあ。気が付けばはやいもので今日で6日。
そろそろ仕事に戻りたいのだが、我慢してあと1日お休み。

この1週間のお休みのうちお休み扱いは数日。
あとの日付は欠勤扱いである。
まだ入って半年もたたない私には有給休暇は持ち合わせていない。
欠勤したくない思いもあって出勤したのも先日数時間で早退する羽目になった理由のひとつ。
でも、身体が言うことをきかなかったんだ。仕方ない。
公休を減らして調整する方法もある。
だけど、今の私にとってのお休みは、気持ちの上でも身体の上でもとても大切なもの。
これから先の事を考えると、無理をして先の休みを減らして頑張るよりも
自己責任で休んだ分のお給料を減らしてもらった方が私にとっても負担にならない。

熱は…ようやっと下がった。
数日ぶりに風呂に入り、数日ぶりにちゃんと食事。
食べなきゃ治らない、というわけで。どか食い。(←多分ダメだよなぁと思いつつ)

迷惑かけっぱなしの上司にお詫びと状況報告のメール。
仕事を忘れてなおすのに専念するように、という上司命令。
仕事しろって言われるのはよくあることだけど、
仕事するなと言われるのはなかなか珍しい事だなぁと苦笑いしてしまった。

そして、もうひとつ。
大丈夫、お前の味方はたくさんいるから、と。
敵味方という考え方はしたくないけれど、私をよく思わない人がいるのも事実。
上司もそれは知っている。
だけど、私の力になってくれる、私を助けてくれる人がたくさんいるのも事実。
お山、海の両方の支配人、部長、そして上司自身。
そういえば、みんな電話口でもお会いしてもいつも声かけしてくれる人たちだ。
私がマネージャーさんなどなど、中堅クラスに受けが悪いのは
味方になり助けてくれる方々が、彼らにとって上の立場の方たちだから。

寄らば大樹の陰という言葉がある。
同じ頼るならば、勢力のある人のほうがよいという例えだ。
私に、「自分の味方に付くように、某氏は敵だから、と」と。吹聴する、とある上司がいた。
某氏の方がその上司よりも役職は上。それでも実権は俺の方があるから、と更に一言。
はぁ。ふむ。そうですか。はい。ひとまず返事だけしたもののどうも腑に落ちない。

確かに私を買ってくれている人たちがいる。
だけど、彼らの役職で私は味方を選んだつもりもないし、
私は助けてくれる方たちがいる限り、その声に応えたいと思う。
だけどそもそも勢力争いなどするつもりもない。敵味方を分けるつもりもない。
腑に落ちなかったのはそういうこと。
椅子の上でいつも正座して仕事していていつも何かしかモシャモシャ食べているような
自称小娘(たまに妖怪とも呼ばれるが。)を取り込んだ所で
何も利益もありませんから。残念ながら。
だって、平社員の自称小娘(たまに妖怪とも呼ばれる)ですもの。

私は立場を脅かそうとか誰を味方につけてやろうとかそんなつまらない事は考えてない。
内部で潰し合ってどうするのよ。と思うのだけれど…。
もともと階級社会にいなかった私からしてみると、やっぱりそういう労力は無駄にしか思えない。
自分の地位なんて、そもそもお客様あってのものであって
内部で自分の立場を守るために固執する事に終始するより
目の前のお客様に対して何が出来るのかを考えて行動を起こす方がよっぽど建設的。

誰かのミスを見つけ、ミスをした人間を責めるんじゃなくて、
どうやってその起きてしまったミスをうまく挽回して
お客様へのプラスに還元するかを考える方が建設的なんじゃないかって。
どうしてそういう方向に考えられないんだろう。
確かに世の中、味方が千人いれば、敵も千人いる。
でも…このご時世、内輪同士で味方だ敵だなんて言っている場合じゃないんでないの?と。

今の私はひとまず戦場へ戻れるように充電中。
でも私は…戦場に戻っても多分戦わないし、そして絶対に潰されない。
内輪で戦う労力があるとしたら、その労力はお客様に対して使うものだもん。