1日完走記念日

休み明けの仕事。

今朝は寝坊寸前で飛び起き出勤。
予定を入れている休みというのは、身体は休め切れないものだ。

もっとも予定があったのだから仕方ない。

決して効率がいいとは言えない仕事の進め具合。
焦って進めればミスするな、なんてペースダウン。

一人でやれる仕事には当然ながら限界があり、
そして当たり前だけど、時間は24時間しかない。

いつもあと1時間あがく所を
スパッと切り上げて帰宅。
それは諦めとは違う、多分今日の自分の容量内での精一杯の仕事。

そんな事はしごく当たり前の事で
普通一般的には皆自然に出来ている事なんだと思う。
でも私にはそれが出来ない。
頭ではわかっていても実践出来ずにいる。

長距離走なのに、ダッシュしたら完走出来ない。
1日の終わりは中継地点でありゴールじゃない。
1日完走して、明日走れずリタイヤじゃダメだ。

ひとつひとつ確実に進めて行く大切さが解ったとは言わない。
明日は忘れてオーバーフローするかも。
電話の波に飲まれるかも。
また某かやらかすかも。

でも気負わず少しずつ。

こういう日が今までなかった訳じゃないけど、
ちゃんと意識したのは多分初めてのように思う。

今までオーバーフローして何度となく倒れ続けた私にとって
それは小さいけど大きな発見。

この間自宅で発熱して倒れて床で意識を失っていた時、
上司が家まで捜索に来た事を、今思えば…と
今日の帰り際に振り返ってみて笑い話。

出勤せず音信不通になった私の家に捜しに来て、
家の前でインターホンを鳴らし続け、
ドアを叩き続けた上司。
近所の人に借金取りか不審者か泥棒だと思われるんじゃないかと
ハラハラしながらだったと。

そりゃあそうだ。

こうして働いている、今となってはそんな事とうの昔のようだが、
それは、ついぞ2週間ほど前の事だ。

そう。
これまた当たり前だけど倒れるまで働いちゃ駄目。

それが笑い話に出来る事でよかったな、としみじみ。

ぬっこ、皆様にささえられて生きながらえてます。