ドクターストップ

働けど、働けど、の悪循環にはまった先月。
気がつけば、月の就業が300時間を超える人たちでご自愛カルテットなんて
自虐的なチームが結成されるような就業時間。
 
1ヵ月の就業時間、300時間オーバーということは残業は100数十時間。
…労働基準の過労死基準の残業80時間なんて、多分超えなかった月はないけれど、
それにしても先月は酷かった。
帰りたくても帰れない。休みたくても休めない。片付けても片付けても山積する仕事。
なんとか日常業務を回すために、自分の仕事は全部持ち帰り。
当然、朝方寝て、また翌日は通常業務。
でも私だけが突出してるわけじゃない。
なんせ上司は残業200時間を超え・・・。
何となくみんな無理しているのだからという風潮の中で、
しんどい中でも穴を空ける訳にもいかず。
レッドブルに羽根を生やしてもらいながら1ヵ月やりきった結果。
…とうとう羽根は折れて生えてこなくなった。
こうなることは分かってたし、誰にもどうすることもできなかった。
今休まれたら絶対に困る、というきついお達しがあったせいで体調が悪くても出ていたし
なぜだか会社からは、ベストインフォメーション賞金賞なんて、表彰状を渡され。(副賞もなにもなし苦笑)
いくら体育会系の会社だからといっても、根性論で仕事をしてはいけない。切にそう思う。
完全に環境要因である。
そんなこんなで。実はぬっこ、今月は1ヵ月休暇。
 
こうして私が休むことで、他に大きなしわ寄せが出ているのは言うまでもない。
なんせ今休まれたら絶対困ると働いた結果が、まさかの大穴。
だけど仕方ない。ドクターストップなのだから。
いやいや、こりゃ無理でしょ。いつも馬鹿話しかしない、主治医がいたく真剣だった。
それぐらい、多分私の様子はよくなかったんだと思う。
この先長いこと体調を崩さない為に、今いったんこの流れを断ち切らねば、という。
でも…ちょっとだけ、ほっとした。
 
果たして戻るデスクがあるかどうは知らない。
あなたの体力的には難しいと退職勧告を出されるのかもしれない。
それはそれだし、多分同じスタンスで働けと言われても実際のところ無理だ。
 
まずは折れた羽根の養生。そこからまた考えよう。
でも。過労死しなくて…本当に良かったと思う。